【株価が動いた理由】東京エレクトロン

東京エレクトロン＜8035＞

◎2024/9/17(火)終値22,440円-1,240円

◎外資系証券の目標株価引き下げと、円高ドル安の進行を受けて、前日比-5.23％の下落となりました

◎外資系証券のレポートによると「メモリー市場の先行き不透明感が高まっている」との見方が示され、関連株の目標株価が引き下げられており、同社は47,100円から44,100円に引き下げられられました

◎他にもレポートでは、中国メモリーメーカーの歩留まり改善を背景にした中国企業の価格攻勢でDRAM（半導体メモリー）価格が弱含んでいると指摘した上で、フラッシュメモリーの需要も盛り上がりを欠き、メモリーメーカーは本格的な投資再開に至っていないと注意を促しています

◎また、為替が円高ドル安で1ドル＝140円台前半となり、輸出関連株など幅広い銘柄に売りが広がりました

◎加えて、日米の中央銀行イベントを控え、米系投資家から期末のリバランス（銘柄入れ替え）に伴う売りが大型株を中心に早くも出ているようだとの市場関係者の声もメディアで伝えられたことも背景にありそうです

◎株価は4月4日の上場来高値40,860円から9月9日安値20,450円へ下落、その後先週は戻り歩調でしたが反落となりました

公開日:2024.9.17

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