【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +5.21%~先週発表された好決算と米国半導体株の上昇で3連騰し上場来高値を更新

【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +5.21%~先週発表された好決算と米国半導体株の上昇で3連騰し上場来高値を更新

キオクシアホールディングス<285A>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/2/19(水)終値2,482円+123円

✅先週発表された好決算と米国半導体株の上昇で、前日比+5.21%の大幅高となり3連騰し上場来高値を更新しました


 

◎前週末14日の取引終了後に発表した決算で、2025年3月期今期売上高予想を1兆6,744億~1兆7,044億円(前期実績1兆766億円)、純利益予想を2,540億~2,680億円の黒字(同2,437億円の赤字)と発表しました

◎2024年4-12月期(3四半期累計)売上高は1兆3,593億6,600万円(前年同期比80.2%増)、純利益は2,520億5,500万円の黒字(前年同期は2,539億7,400万円の赤字)と黒字転換を果たしたほか、同期間で過去最高の売上高・純利益を達成しました

◎これを受け、17日+9.02%、18日+14.91%に続き今日も買われました

◎前日の米国市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)指数が前日比1.7%上昇となったことで、東京市場でも半導体関連株が人気化していることも背景にあるようです

◎なお、新たに開示した2025年1-3月期売上高予想は3,150億~3,450億円(前年同期比23~30%減)、純利益予想は20億~160億円(同79~97%減)と大幅な減収減益となる見通しですが、これを売り材料視する向きは限定的のようです

◎キオクシアでは、スマートフォンとパソコンの在庫水準は2025年半ばまでには正常化し、後半には需要が回復すると見ているとのことです。これはスマートフォンの次期モデル登場による機種変更の促進などが背景とのことです

◎また、堅調なエンタープライズ・データセンター向けサーバー需要に加え、AI(人工知能)サーバー導入の加速も見込まれるとしており、今後の市況回復を好感するムードが強まっていることもキオクシア株上昇の背景にあると見られます

◎ただ一方で、あるアナリストは「割安感は徐々に薄れてきている」と警戒感を示しました

◎株価は1月9日高値2,180円から1月28日安値1,656円へ下落。この日は一時2,570円まで上昇し、上場来高値を更新しました

 

 

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