【株価が動いた理由】SUBARU -4.13%~円高ドル安やトランプ大統領の関税政策懸念

【株価が動いた理由】SUBARU -4.13%~円高ドル安やトランプ大統領の関税政策懸念

SUBARU<7270>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/2/20(木)終値2,655円-114.5円

✅円高ドル安やトランプ大統領の自動車関税への懸念から、前日比-4.13%の大幅安となりました


 

円高ドル安が進んでいることに加え、トランプ米大統領が19日に自動車関税の税率を25%程度、4月2日前後に行うと表明し、日本企業も例外ではないと観測されていることを背景に自動車株が全面安となりました

◎自動車株の中でもSUBARUは前期(2024年3月期)販売の7割超を米国が占めていて、輸出割合も高いので大きく売られたようです

◎この日の為替市場は朝方の1ドル=151円台半ばから、150円台前半まで円高ドル安が進みました

◎これは日銀の追加利上げ観測と共に、ウクライナ情勢や米国の関税政策などの影響を受けにくい円が買われた側面があるようです

◎ウクライナとロシアの停戦気運が高まっていたものの、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア寄りの決着を警戒していることから、トランプ大統領がゼレンスキー大統領を「独裁者」とSNSに投稿するなど解決が遠のいた感があるようです

◎また、米連邦準備理事会(FRB)による保有する米国債などの資産を圧縮する量的引き締めの減速観測でドル安が進んだ面もあるようです

◎トランプ政権の関税政策についてあるアナリストは、「相手国との取引の材料にしている印象がある」とし、実際には関税が課されない可能性がありつつも、先行き不透明感に繋がっていることから買いづらい要因となっているようです

◎株価は2024年7月高値3,614円から8月安値2.166.5円へ下落。その後今年2月14日高値2,985円まで上昇も、この日は一時2,640.5円まで下落しました

 

 

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公開日:2025.2.20

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