日経平均
💡株価が動いたポイント
✅2025/2/28(金)終値37,155.5円-1,100.67円
✅エヌビディアをはじめとする米国株安とトランプ関税への不安から、前日比-2.88%の大幅安となりました
◎エヌビディア<NVDA>が好決算も成長率鈍化などから大幅安となり、ハイテク株中心に米国株全体も売られた流れを引き継ぎ、日経平均も昨年9月以来の水準まで大きく売られ、一時は前日比-1,416.05円まで下げました
◎エヌビディアの下落で、アドバンテスト<6857>-8.77%、東京エレクトロン<8035>-4.44%、ディスコ<6146>-10.33%、レーザーテック<6920>-7.15%、SCREENホールディングス<7735>-6.77%、ローツェ<6323>-7.36%、ソシオネクスト<6526>-6.34%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>-6.24%、三井ハイテック<6966>-6.9%、SUMCO<3436>-5.6%、フジクラ<5803>-7.32%など半導体やAI関連株が大幅安となりました
◎また、トランプ大統領が中国への追加関税を現在の10%に加えさらに10%追加し20%とするとの発言や、延期していたメキシコとカナダへの追加関税を3月4日から実施すると述べたことから、先行き不透明感が広がり悪材料視されたようです
◎また、各種経済指標から米国経済の先行き不安が強まっていることも、幅広い業種にネガティブな影響を与えているようです
◎これらにより、米国向け事業を展開しているトヨタ自動車<7203>-3.41%、安川電機<6506>-4.38%、小松製作所<6301>-4.16%、信越化学工業<4063>-2.98%など幅広い銘柄が売られました
◎トランプ関税が出そろうのは、各省からの報告期限の翌日の4月2日とのことで、しばらく関税の動向が株価を左右する展開が続く可能性がありそうです
◎日経平均採用銘柄の内、203銘柄が下落、20銘柄が上昇、変わらずが2銘柄と全面安の様相です
◎日経平均は2024年7月11日史上最高値42,426.77円から、8月5日昨年来安値31,156.12円まで下落。その後おおむね38,000~40,000円程度で推移していましたが、この日は一時36,840.12円まで下落しました
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