【株価が動いた理由】日経平均 -4.05%~米景気後退とインフレ懸念による米株安の流れと円高ドル安を受け大幅安

【株価が動いた理由】日経平均 -4.05%~米景気後退とインフレ懸念による米株安の流れと円高ドル安を受け大幅安

日経平均

  

💡株価が動いたポイント

✅2025/3/31(月)終値35,617.56円-1,502.77円

✅始値36,440.18円、高値36,440.18円、安値35,541.72円

✅昨年来高値42,224.02円、昨年来安値31,458.42円

✅米景気後退とインフレ懸念による米株安の流れを受け、前日比-4.05%の大幅安となりました


  

◎先週28日の米国株式市場は、経済指標がインフレと景況感悪化を懸念させ、NYダウ-1.69%、NASDAQ総合指数-2.7%、S&P500-1.97%と全面安となりました

◎また、トランプ関税の先行き不透明感もあり、アルファベット<GOOGL>-4.87%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>-4.29%、メタ・プラットフォームズ<META>-4.28%など主力ハイテク株が売られ、好材料を発表したブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>+1.9%、メルク<MRK>+1.86%、アッヴィ<ABBV>+1.26%などディフェンシブ株が買われました

◎これを受け東京市場もリスクオフの流れが加速し、3月11日安値35,987.13円を大幅に割り込み、一時前日比1,578.61円安となる35,541.72円まで下落しました

◎また、これにより為替市場では低リスク通貨とされる円が買われる展開となり、一時1ドル=148.71円まで円高ドル安が進行したことも嫌気されたようです

◎さらに、トランプ関税が半導体に追加で上乗せされる懸念から、ルネサスエレクトロニクス<6723>-11.21%、ソシオネクスト<6526>-8.83%、ディスコ<6146>-8.38%、アドバンテスト<6857>-7.65%、SCREENホールディングス<7735>-6.98%、東京エレクトロン<8035>-6.57%など半導体関連株の下げが目立ちました

◎一方、日経平均採用銘柄ではありませんが、日経平均と逆に動くインバース型ETF(上場投資信託)である、日経平均ダブルインバースETF(日経平均逆チャレンジコース)<1357>+7.76%、日経平均インバースETF(日経平均逆連動コース)<1571>+3.83%などは上昇しました

◎また、先週28日に昨年来安値14,265円まで売られていたニトリホールディングス<9843>+2.27%は、安値圏にある円高メリット株として日経平均採用銘柄で唯一上昇しました

◎日経平均採用銘柄の内、224銘柄が下落、1銘柄が上昇と全面安の様相です

 

 

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