アドバンテスト<6857>
💡株価が動いたポイント
✅2025/4/10(木)終値5,903円+713円
✅始値5,990円、高値6,137円、安値5,804円
✅年初来高値10,430円、年初来安値4,703円
✅エヌビディアの急反発を受け、前日比+13.74%の急騰となりました
◎トランプ大統領が関税の一時停止を表明しNYダウが史上最大の上げ幅となるなど米株市場が全面高となり、東京市場もリスクオフムードが一旦後退し日経平均も史上2番目の上げ幅となりました
◎これまで大きく下げていた米半導体株も急反発しており、エヌビディア<NVDA>+18.72%が急反発したことを受け、アドバンテストも大幅高となりました
◎アドバンテストはエヌビディアへ半導体検査装置をほぼ独占的に納入していることで知られており、株価は連動しやすいという特徴があります
◎エヌビディア株の急騰の背景として、中国向けAI(人工知能)半導体「H20」の中国への輸出規制強化の方針をトランプ政権が撤回したと報じられたこともあるようです
◎エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)は先週、大統領私邸で開かれた夕食会に出席し、米国内にAIデータセンターの新規投資を確約したことを受けて対中輸出規制強化の方針が取り下げられたようだと報じられています
◎半導体製造には検査装置が欠かせず、エヌビディア製半導体の需要や販路拡大はアドバンテストの業績押し上げにもつながるため、買い材料視されたようです
◎これにより、キオクシアホールディングス<285A>+22.5%、フジクラ<5803>+17.45%、ルネサスエレクトロニクス<6723>+15.68%、レーザーテック<6920>+15.49%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+15.53%、ソシオネクスト<6526>+13.89%、東京エレクトロン<8035>+12.88%、ディスコ<6146>+12.96%、SUMCO<3436>+12.09%、SCREENホールディングス<7735>+9.12%などの半導体/AI関連株も買われました
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