KADOKAWA<9468>
💡株価が動いたポイント
✅2025/8/8(金)終値3,406円+389円
✅始値3,445円、高値3,480円、安値3,345円
✅年初来高値4,117円、年初来安値3,076円
✅決算が嫌気され、前日比-10.25%の急落となりました
◎2025年4-6月期売上高648億4,400万円(前年同期比1.5%減)が市場予想704億1,300万円を下回り、営業利益23億1,800万円(同61.5%減)が市場予想65億2,000万円を大きく下回ったことが嫌気されました
◎セグメント別営業利益でアニメ・実写映像が前年同期比92.9%減となったことが全体収益を押し下げており、アニメではタイトル数減少と前年同期の大型作品の貢献からの反動減、実写映像では前年同期に配信収入が増えた反動減があったとしています
◎なお、アニメについては7-9月期以降にタイトル数が前期比増となるほか、人気シリーズ最新作やメディアミックス効果が期待される新作が予定されているため、セグメントとして3期連続の過去最高業績を目指すとのことです
◎出版・IP創出セグメントが営業赤字に転落したことも大きく影響しており、電子書籍の減収に加え、海外の一部地域で在庫評価減が増加したことも響いたとしています
◎ゲームセグメントは4-6月期に前年同期比40.4%増を達成しており、7-9月期以降もアクションRPG「ELDEN RING」の新作を投入予定で、業績拡大を目指すとのことです
◎これを受けあるアナリストは、投資判断を「強気」から「中立」へ、目標株価を4,000円から3,500円へ引き下げました
◎株価は春以降およそ3,500~4,000円程度で推移していましたが、この日は一時3,345円まで下落しました
【関連記事】
・明暗!マグニフィセント・セブンの決算まとめ
・利下げメリット期待の米国ハイテク株&好配当株10選
・米雇用統計悪化で注目!景気後退局面でも期待できる米国株
・原子力発電所の新増設やAI需要で注目の日米原発関連株9選
・米国のAI覇権拡大計画「AIアクションプラン」関連の米国株7選
・AIブームを陰で支えるインフラ日米株8選
・電子部品の世界シェアNo.1日本株7選
・アナリストの目標株価を30%超下回る割安な米国株4選【2025年8月】