【株価が動いた理由】スズキ +10.2%~インドが物品・サービス税の大幅引き下げを発表し急騰

【株価が動いた理由】スズキ +10.2%~インドが物品・サービス税の大幅引き下げを発表し急騰

スズキ<7269>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/18(月)終値1,966円+182円

✅始値1,864円、高値1,966円、安値1,839円

✅年初来高値2,014.5円、年初来安値1,463円

✅インドの物品・サービス税引き下げで、前日比+10.2%の急騰となりました


 

◎インド政府が物品・サービス税の大規模改正を10月に行い、課税負担を大幅に軽減すると発表したことが注目され、インド事業の比率が高いスズキには追い風との見方が広がりました

◎物品・サービス税は日本の消費税のようなもので、間接税制度の全国統一化を目的に導入されたものの、品目により5%、12%、18%、28%と税率が4段階ある複雑な仕組みが批判されていました

◎提示された改正案では4段階の税率のうち、12%の適用品目はほぼすべてで5%に税率が引き下げられ、多くの消費財や加工食品などが恩恵を受けます

◎注目は自動車や電子製品などに適用する最も高い28%の区分が廃止され、18%へ引き下げられる方針とされたため、子会社マルチ・スズキを通じてのインドでの軽自動車販売に大きな追い風になるとの期待が高まったようです

◎モディ首相は国民向け演説で、米国との貿易摩擦に直面する国内経済を活性化させるために抜本的な税制改革を行うと意欲を見せていました

◎今回の措置はインド国内で高く評価されており、モディ首相のイメージアップにもつながるとの見方が出ているようです

◎なお、減税は今後1年間の国内総生産(GDP)を0.6%ポイント押し上げる半面、州と連邦政府に年間200億ドルの歳入不足が生じるとの試算が報じられています

◎これによりインド株市場全体も大きく急騰しています

◎スズキの株価は2月6日年初来高値2,014.5円から4月9日年初来安値1,463円へ下落。この日は一時1,966円まで上昇しました

 

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