【株価が動いた理由】第一三共 +4.78%〜がん治療薬候補が「画期的治療薬」の指定を受け大幅高

【株価が動いた理由】第一三共 +4.78%〜がん治療薬候補が「画期的治療薬」の指定を受け大幅高

第一三共<4568>


💡株価が動いたポイント

✅2025/8/19(火)終値3,963円+181円

✅始値3,822円、高値3,989円、安値3,816円

✅年初来高値4,564円、年初来安値3,036円

✅開発中のがん治療薬候補が「画期的治療薬」の指定を受け、前日比+4.78%の大幅高となり3連騰しました



◎開発中のがん治療薬候補「イフィナタマブ デルクステカン」が、米食品医薬品局(FDA)から「画期的治療薬」の指定を受け、将来の業績貢献への期待から買われました

◎画期的治療薬とは、重篤疾患で既存の治療薬より高い治療効果が期待できる薬剤で、スピーディな開発や審査に繋がる可能性があるとのことです

◎この治療薬候補は進展型小細胞肺がんなどの治療を対象にしており、小細胞肺がんは肺がんの中で2番目に多い約15%を占め、進行が速く5年生存率が低い難治領域とされています

◎開発はメルク<MRK>と共同で行っており、臨床試験の詳細結果は9月の世界肺がん学会で発表予定です

◎第一三共は、2026年3月期今期の業績予想には売上を計上しておらず、メルクからのマイルストーン収入は受領予定ながら、計上時期や影響額は非開示としています

◎あるアナリストは、画期的治療薬の指定は好材料と評価し、「同剤の価値は株価に十分織り込まれていない可能性があり、上振れ余地がある」との見方を示しました

◎株価は2024年8月高値6,257円から4月11日年初来安値3,036円へ下落。この日は一時3,989円まで上昇しました

 

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