【株価が動いた理由】レーザーテック、住友電工、ファナック、東京エレクトロン、三菱電機、SCREEN、ソシオネクスト、ZOZO(11/4)
目次

レーザーテック<6920>

住友電気工業<5802>

ファナック<6954>

東京エレクトロン<8035>

三菱電機<6503>

SCREENホールディングス<7735>

ソシオネクスト<6526>

ZOZO<3092>

【株価が動いた理由】レーザーテック、住友電工、ファナック、東京エレクトロン、三菱電機、SCREEN、ソシオネクスト、ZOZO(11/4)

レーザーテック<6920>

◎09:30執筆。2025年7-9月期純利益が市場予想を大幅に上回ったことが好感され、一時前日比+15.41%高となりました

◎7-9月期純利益が190億円(前年同期比2.1倍)で市場予想136億円を上回りました

◎半導体メーカーの設備投資拡大で装置販売が伸びたことに加え、同社社長がAI(人工知能)向けなどで具体的な商談が進んでいると説明したことも期待に繋がったようです

◎2026年6月期今期業績予想は、売上高2,000億円(前期比20%減)、純利益600億円(同29%減)で据え置きました


住友電気工業<5802>

◎09:35執筆。2026年3月期今期業績予想と配当予想の上方修正が好感され、一時前日比+12.56%高となりました

◎今期純利益予想を従来予想2,050億円から2,300億円(前期比19%増)へ引き上げました

◎自動車用ワイヤハーネス(組み電線)に対する追加関税の影響が縮小するほか、エネルギーインフラ向け送電ケーブルや、AIデータセンター向け光通信部品が堅調に推移することが背景にあるようです

◎年間配当予想は、従来予想100円から118円に増配しました


ファナック<6954>

◎09:45執筆。2026年3月期今期純利益予想が一転増益となったことが好感され、一時前日比+8.73%高となりました

◎今期純利益予想を従来予想1,430億円(前期比3%減)から1,573億円(同7%増)へ上方修正し、市場予想1,551億円も上回りました

◎ロボットを中心とした需要増加が業績を押し上げ、2025年7-9月期受注高が前年同期比11%増と好調だったことも買い材料となったようです

◎また、米国関税の影響は出ていないと説明したことで、先行きの不安感が後退したことも好印象だったようです


東京エレクトロン<8035>

◎09:50執筆。2026年3月期今期純利益予想を上方修正したことが好感され、一時前日比+8.92%高と急伸しました

◎今期純利益予想を従来予想4,440億円から4,880億円(前期比10%減)へ引き上げ、市場予想4,692億円も上回りました

◎AI向け半導体需要の拡大で製造装置販売が伸びるほか、政策保有株の売却益372億円を計上することも利益を押し上げるようです

◎また、2026年の製造装置市場について「成長が期待できる」と強気の見通しを示したことも、買い安心感に繋がったようです


三菱電機<6503>

◎10:10執筆。2026年3月期今期純利益予想を上方修正したことが好感され、一時前日比+2.33%高となり連日で上場来高値を更新しました

◎今期純利益予想を従来予想3,400億円から3,700億円(前期比14%増)へ引き上げ、市場予想3,480億円も上回りました

◎データセンター向け無停電電源装置(UPS)や工場自動化のFA(ファクトリーオートメーション)システム事業が想定を上回ったほか、為替差益なども利益を押し上げました

◎あるアナリストは、三菱電機のシェアが高いUPSの米国での今後の伸びや、防衛関連の採算改善が期待できるとの見方を示しました


SCREENホールディングス<7735>

◎10:00執筆。2025年4-9月期純利益が期初予想を下回ったことが嫌気され、一時前日比-17.19%安と急落しました

◎4-9月期純利益は318億円(前年同期比18%減)で期初予想384億円を下回りました

◎主力の半導体製造装置で、中国メーカーの駆け込み需要が一巡したほか、大型の受注案件が下期に遅れたことが響いたようです

◎また、人件費の増加や成長に向けた設備投資が重荷となったことも、利益を圧迫しました

◎なお、2026年3月期通期の業績予想と年間配当予想は据え置きました


ソシオネクスト<6526>

◎10:20執筆。2026年3月期今期純利益予想を大幅に下方修正したことが嫌気され、一時前日比-19.52%安と急反落しました

◎今期純利益予想を従来予想105億円から67億円(前期比66%減)へ引き下げ、市場予想131億円も大幅に下回りました

◎原価率の高い新規量産品の販売が想定を上回ったことや、半導体開発の材料費増加で採算が悪化したようです

◎また、前日に米企業との商談機会が報じられ株価が急騰していた反動も、下げ幅を大きくした一因のようです


ZOZO<3092>

◎10:50執筆。2026年3月期の上期決算が市場予想を下回ったことが嫌気され、一時前日比-14.51%安となりました

◎2025年4-9月期純利益が210億円(前年同期比0.6%減)となり、市場予想222億円を下回りました

◎子会社化した「LYST」の連結により事業構成比が変化し、手数料率が低下したことなどが響いたようです

 

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