【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、任天堂、東京精密、日立建機、LINEヤフー(11/5)
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ソフトバンクグループ<9984>

任天堂<7974>

東京精密<7729>

日立建機<6305>

LINEヤフー<4689>

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、任天堂、東京精密、日立建機、LINEヤフー(11/5)

ソフトバンクグループ<9984>

◎09:35執筆。AI(人工知能)関連株の割高感から米ハイテク株安となり、東京市場でもAI関連や半導体関連などに売りが広がり、一時前日比-10.55%安となりました

◎著名な投資家や経営者がAI投資に警戒感を示したことが、米ハイテク株売りに繋がり、ナスダック総合指数は-2.03%安、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も-4%安と大幅に下落しました

◎著名投資家マイケル・バーリ氏が、エヌビディア<NVDA>-3.95%とパランティア・テクノロジーズ<PLTR>-7.93%の下落で利益が出る取引をしていたことが判明し、ハイテク株の重荷となったようです

◎また、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+0.68%の最高経営責任者(CEO)が、「ハイテク株は割高で、今後1~2年の間に市場全体が10~20%下落する可能性が高い」と警戒感を示したことも売り材料となったようです

◎さらに、日経平均が先週52,000円台まで急騰していた反動から売りが出やすかった側面もあるようです

◎これにより、ディスコ<6146>、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、キオクシアホールディングス<285A>、フジクラ<5803>なども急落しました


任天堂<7974>

◎10:10執筆。2026年3月期今期業績予想と「Nintendo Switch 2」の販売計画を上方修正したことが好感され、一時前日比+10.19%高となりました

◎2026年3月期今期売上高予想を従来予想1兆9,000億円から2兆2,500億円(前期比93%増)へ、純利益予想を3,000億円から3,500億円(同26%増)へ引き上げました

◎「Nintendo Switch 2」の今期販売計画も1,500万台から1,900万台へ上積みしました

◎発売後約5カ月間での国内販売台数は推定246万台で、初代Nintendo Switchの131万台や、ソニーグループ<6758>のPlayStation 5の58万台より好調な売れ行きのようです

◎また、期末配当予想も従来予想129円から181円へ52円増配しました


東京精密<7729>

◎10:30執筆。2026年3月期今期純利益予想を下方修正したことが嫌気され、一時前日比-15.95%安と大幅反落しました

◎今期純利益予想を従来予想217億円から205億円(前期比20%減)へ引き下げました

◎4-9月期に製品不具合対策費として特別損失を計上したことが要因となったようです

◎併せて年間配当予想を214円から222円へ引き上げると発表しましたが、下方修正の影響が上回ったようです


日立建機<6305>

◎10:40執筆。日立製作所<6501>が同社株の一部を売却すると発表し、需給悪化が懸念され、一時前日比-11.4%安と急落しました

◎日立製作所は、保有する日立建機株1,500万株(議決権所有割合7.1%)を11月7日に売却する予定で、売り圧力が強まることが懸念されたようです

◎この売却により、日立製作所の保有割合は25.4%から18.4%に低下し、日立建機は持分法適用会社から外れる見込みです


LINEヤフー<4689>

◎10:50執筆。2025年4-9月期営業利益が市場予想を上回り、一時前日比+3.4%高となりましたが、相場全体が大きく下げる中で売りに押され、一時-2.88%安まで下落しました

◎4-9月期営業利益が2,145億円(前年同期比24%増)となり、市場予想1,736億円を上回ったことが好感され、朝方は上昇となりました

◎PayPayやPayPay銀行を含む戦略事業が好調だったほか、主力のメディア事業で企業向けのアカウント広告も伸びたようです

 

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