ファナック<6954>
◎10:15執筆。エヌビディア<NVDA>+1.64%と提携し、産業用ロボットにAI(人工知能)を搭載すると発表したことが好感され、一時前日比+9.4%高となり年初来高値を更新しました
◎工場向けロボットにAIを搭載することで、人の言葉を理解して自律的に制御できるフィジカルAIの開発を加速させるようです
◎また、オープンソースのロボット開発環境「ROS」やプログラミング言語「Python」に対応し、世界中の開発者が利用しやすくなることも評価されたようです
◎なお、同社がフィジカルAIへの取り組みを対外的に表明するのははじめてのようです
安川電機<6506>
◎09:30執筆。ソフトバンク<9434>とフィジカルAI領域での協業に合意したと発表し、一時前日比+5.36%高となりました
◎ロボティクスにAIと通信技術を融合させることで、ロボットが対応できる作業領域の拡張や、人と同じ空間で安全に協働できる未来の実現を目指すようです
◎第1弾としてオフィス環境で活躍するロボットのユースケースを共同開発し、12月に開催される国際ロボット展で公開するとしています
東京電力ホールディングス<9501>
◎10:30執筆。柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、新潟県議会での審議の行方に不透明感が広がり、一時前日比-6.38%安となりました
◎花角新潟県知事が再稼働容認の判断について議会に信任・不信任を諮る意向を示しており、政治的なプロセスへの警戒感が株価の重荷となったようです
◎また、再稼働に関する複数の請願や陳情が提出されたこともあり、22日の定例会最終日まで予断を許さない状況が嫌気され、引き続き売りが続いたようです
ワークマン<7564>
◎10:30執筆。11月の既存店売上高が前年同月比7.9%増と9カ月連続で前年実績を上回ったものの、伸び率が前月から大幅に鈍化したことが嫌気され、一時前日比-7.59%安と急落しました
◎同社によると、気温の低下により防寒インナーやアウターなどの冬物衣料が売上をけん引し、リカバリーウエアの販売も引き続き好調に推移したようです
◎しかし、前月の既存店売上高が高い伸びを記録していたことから、前月比で伸び率が14.6ポイント低下したことを受け、成長鈍化を懸念した売りが優勢となったようです
◎また、株価が3月5日年初来安値3,825円から前日の12月1日年初来高値7,240円まで+89.28%上昇していたことから、利益確定売りが出やすかった面もあるようです
三越伊勢丹ホールディングス<3099>
◎10:45執筆。11月の免税売上高(速報値)が前年割れとなったことが嫌気され、一時前日-4.69%安となりました
◎首都圏5店舗の免税売上高は前年同月比5.3%減となり、中国政府による日本への渡航自粛要請の影響が出はじめているようです
◎既存店売上高は1.4%増とプラスを維持しましたが、インバウンド(訪日外国人)需要の減速懸念が重荷となったようです
◎同様に、免税売上高が同3.1%減となった高島屋<8233>も下落しました
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
◎09:55執筆。日銀の追加利上げ観測が高まったことを受け、利ざや(貸出金利と預金金利の差)改善による業績拡大を期待した買いが続き、一時前日比+2.84%高となり連日で上場来高値を更新しました
◎1日の日銀・植田和男総裁の発言を受け、12月18~19日の金融政策決定会合で利上げが決定されるとの見方が市場で強まっているようです
◎これにより銀行株が軒並み上昇し、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も上場来高値を更新しました
しずおかフィナンシャルグループ<5831>
◎10:17執筆。目標株価の引き上げや、日銀の追加利上げ観測を背景に地銀株を買う流れが続き、一時前日比+3.96%高となりました
◎あるアナリストが、投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を2,200円から2,600円に引き上げました
◎また、日銀が12月に利上げに踏み切るとの見通しで、利ざや改善への期待から銀行株への買いが続いています
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