【株価が動いた理由】キオクシア、メルカリ、阪急阪神、三井住友FG、伊藤忠商事、ヤマダ、スクエニ(12/25)
目次

キオクシアホールディングス<285A>

メルカリ<4385>

阪急阪神ホールディングス<9042>

三井住友フィナンシャルグループ<8316>

伊藤忠商事<8001>

ヤマダホールディングス<9831>

スクウェア・エニックスHD<9684>

【株価が動いた理由】キオクシア、メルカリ、阪急阪神、三井住友FG、伊藤忠商事、ヤマダ、スクエニ(12/25)

キオクシアホールディングス<285A>

◎09:56執筆。同業大手のメモリー価格引き上げ報道を好感し、一時前日比+6.69%高となりました

◎報道によると、韓国のサムスン電子とSKハイニックスが、2026年納入分のAI(人工知能)向けHBM(広帯域メモリー)の契約価格を2割ほど引き上げたようです

◎これによりメモリーの需給逼迫が意識され、マイクロン・テクノロジー<MU>+3.76%、サンディスク+2.11%が上昇し、キオクシアにも買いが波及したようです


メルカリ<4385>

◎10:11執筆。最高財務責任者(CFO)が、売上高の10%成長目標を維持する考えを示したことが好感され、一時前日比+2.49%高となりました

◎拡大が続く越境取引の需要取り込みやM&A(合併・買収)などを通じて、売上高で年10%以上の成長を目指す方針を改めて強調したようです

◎また、本業のもうけを示すコア営業利益が、3カ年目標の年25%成長に対して上振れて推移していると述べたことも好感されたようです


阪急阪神ホールディングス<9042>

◎10:33執筆。あるアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を4,400円から5,000円へ引き上げたことが好感され、一時前日比+2.29%高となりました

◎業績が堅調な一方で株価が出遅れており、低PBR(株価純資産倍率)の修正期待が強まったことや、インフレに強い不動産やエンターテインメント事業が中期的に成長することなどを評価したようです

◎また、利益成長と資本効率を重視してROE(自己資本利益率)を高めていく経営姿勢が、今後具体化し市場に浸透していくとの見方も示しました


三井住友フィナンシャルグループ<8316>

◎10:28執筆。長期金利の低下を受け、利ざや(貸出金利と預金金利の差)改善期待の後退から利益確定売りが出て、一時前日比-0.74%安と続落しました

◎財務省が2026年度の超長期国債発行額を減額する方向で調整に入ったと報じられ、国内債券市場で長期金利が大幅に低下したことが嫌気されたようです

◎金利上昇を背景に買われていたみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>、ゆうちょ銀行<7182>などの銀行株にも売りが広がりました

◎なお、本日午後に日銀の植田和男総裁が講演を行う予定で、発言内容への警戒感も背景にあるようです


伊藤忠商事<8001>

◎10:38執筆。台湾の代理購入サービス運営会社との資本業務提携を発表し、越境EC(電子商取引)事業の拡大期待から一時前日比+0.71%高となりました

◎台湾大手ECモール傘下のPChome Bibianと提携し、日本のIP(知的財産)コンテンツ事業者が効率的に海外市場へ流通拡大できるよう支援するようです

◎国内事業者は追加の物流手配などをせずに台湾へ商品を販売できるようになり、将来的には同社のネットワークを活用して台湾以外への展開も目指すとしています


ヤマダホールディングス<9831>

◎10:18執筆。TechSuiteとの資本業務提携を発表し、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による業績への貢献期待から一時前日比+1.14%高となりました

◎TechSuiteは、生成AIを活用したソリューションの開発・運営およびDX推進支援サービスを手がけるスタートアップ企業です

◎TechSuiteが実施する総額5億円の第三者割当増資を引き受け、ビッグデータやAI活用に関する知見を取り込むようです

◎生成AIを用いたプロダクト活用などでグループの生産性向上や業務効率化を図り、中長期的な企業価値向上を目指すとしています


スクウェア・エニックスHD<9684>

◎10:23執筆。シンガポールの投資ファンドによる株式買い増しが判明し、一時前日比+1.45%高となりました

◎24日に、3Dインベストメント・パートナーズの保有比率が15.4%から16.48%に上昇したことが判明しました

◎保有目的には「純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」とあり、さらなる株主価値向上策への期待などが高まったようです

 

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