住友金属鉱山<5713>
◎09:25執筆。金・銀・銅価格が揃って最高値を更新したことを受け、一時前日比+5.29%高となりました
◎26日の米国市場で、金が1.1%高、銀が7.7%高、銅が4.8%高となり、非鉄金属価格の上昇基調が継続しているようです
◎これにより、フリーポート・マクモラン<FCX>+2.15%、ニューモント<NEM>+1%なども買われたことで、国内の非鉄金属株にも買いが波及したようです
◎これを受け、JX金属<5016>なども上昇しています
フジクラ<5803>
◎10:46執筆。あるアナリストが光ケーブル市場について強気な見通しを示したことを受け、一時前日比+4.07%高となりました
◎アナリストは2026年も光ケーブル市場の高い伸びが続くと予想しており、これが好感されたようです
◎特にAI関連の光配線市場での成長率が高く、高いシェアを持つ同社や米コーニングの収益拡大の原動力になると指摘されています
◎この見通しを受け、住友電気工業<5802>、古河電気工業<5801>なども上昇しています
小林製薬<4967>
◎09:40執筆。アクティビスト(物言う株主)のオアシス・マネジメントの買い増しが判明し、経営改革への期待感から一時前日比+2.5%高となりました
◎オアシスによる株式保有比率は13.06%に引き上げられ、創業家出身の小林章浩取締役の保有比率(約12%)を上回り筆頭株主となったようです
◎オアシスは紅麹問題に関するガバナンスや創業家の責任を問う姿勢を強めており、3月の定時株主総会に向けて影響力を高める狙いがあるとの見方があるようです
住友商事<8053>
◎10:10執筆。バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が5大商社株を長期保有する方針を示したことが好感され、一時前日比+1.9%高となりました
◎ウォーレン・バフェット氏の最高経営責任者(CEO)退任後も現在の投資方針を維持し、後継者のグレッグ・アベル氏も商社株への投資を継続する考えのようです
◎バフェット氏は各社の保有比率の上限(9.9%)を適度に緩める方針を示しており、今後さらなる買い増しへの期待感も高まっているようです
◎これにより、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>も上昇しています
ゆうちょ銀行<7182>
◎10:16執筆。通常貯金の金利を現行の0.2%から0.3%に引き上げると発表し、利ざや(貸出金利と預金金利の差)改善期待から、一時前日比+2.87%高となりました
◎変更は2026年2月9日からで、日銀の政策金利引き上げに伴う市場金利の上昇を反映した措置とのことです
◎今後は定期貯金の金利引き上げも予定しており、運用利回りの向上による収益拡大が意識されたようです
◎金利上昇メリットへの期待から、銀行株が全体的に買われています
川崎重工業<7012>
◎10:40執筆。防衛省による指名停止措置を嫌気した売りが続き、一時前日比-1.55%安となり5日続落となっています
◎防衛省は26日、潜水艦向けエンジンの検査不正を受け、同社に対し12月26日から2026年3月11日まで2.5カ月間の指名停止を行うと発表しました
◎不正は1988年から長期にわたり、設計部署を中心に行われていたとされ、潜水艦の安全性には影響ないものの、企業統治が適切に機能していないことへの懸念が改めて強まったようです
◎政府が進める防衛装備品の輸出拡大や、オーストラリア等の海外案件における信頼低下につながりかねないと警戒されているようです
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