【株価が動いた理由】日経平均、三菱重工業、岩谷産業、INPEX、協和キリン、ベイカレント、住友金属鉱山、三井住友FG、アドバンテスト、ニデック(3/4)
目次

日経平均

三菱重工業<7011>

岩谷産業<8088>

INPEX<1605>

協和キリン<4151>

ベイカレント<6532>

住友金属鉱山<5713>

三井住友フィナンシャルグループ<8316>

アドバンテスト<6857>

ニデック<6594>

【株価が動いた理由】日経平均、三菱重工業、岩谷産業、INPEX、協和キリン、ベイカレント、住友金属鉱山、三井住友FG、アドバンテスト、ニデック(3/4)

日経平均

◎11:17執筆。中東情勢の緊迫化や原油価格上昇による景気冷え込みへの懸念から、投資家のリスク回避姿勢が強まり、一時前日比-2,184.52円の-3.88%安となり、54,000円台へ急落しました

◎米国やイスラエルとイランの交戦が長期化するとの見方から、半導体関連株や輸出関連株を含む幅広い銘柄に売りが出ました

◎また、高市政権への政策期待などから年初にかけて日本株の上昇が目立っていたため、利益確定売りが出やすかったことも下落幅を広げる要因となったようです

◎これにより、アドバンテスト<6857>、トヨタ自動車<7203>、丸紅<8002>、安川電機<6506>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、旭化成<3407>など幅広く下落しています

◎一方で、比較的外部環境の影響を受けにくいIP(知的財産)関連株や内需株が買われ、ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>、東宝<9602>、オリエンタルランド<4661>、良品計画<7453>、ZOZO<3092>、バンダイナムコホールディングス<7832>などは上昇しています


三菱重工業<7011>

◎ 11:17執筆。前日まで高値圏で推移していた反動から利益確定売りが膨らみ、一時前日比-6.84%安と急落しました

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け、中東情勢の緊迫化が日本経済を冷やすとの懸念から、日経平均が一時2,000円超安となるなど、投資家によるリスク回避の動きが鮮明となったようです

◎2月の衆院選後に高市早苗政権の政策期待から先行して買われていた日本株には、地政学リスクの長期化を背景に利益確定売りが出やすい面があったようです

◎エネルギー価格の上昇による企業コスト増が収益を圧迫するとの見方も、インフラや製造業を中心とした主力株への重石となったようです

◎これにより、IHI<7013>、川崎重工業<7012>、三井E&S<7003>、名村造船所<7014>、富士電機<6504>、双日<2768>なども軒並み下落しました


岩谷産業<8088>

◎11:20執筆。中東情勢の悪化によるエネルギー供給網への不安から、一時前日比-8.61%安となりました

◎米国とイスラエルによるイラン攻撃を受け、要衝ホルムズ海峡の通過が困難になるとの懸念から続落したようです

◎石油や天然ガス施設への攻撃報道も相次ぎ、国内LPガス首位級の同社にとって、調達コストの急騰や供給停滞が直接的な利益下押し要因として意識されまたようです

◎欧州の天然ガス指標(TTF)がわずか数日で2倍に跳ね上がるなど、エネルギー価格の記録的な暴騰が収益を直撃するとの警戒感も強まったようです

◎これにより、日本酸素ホールディングス<4091>、東京瓦斯<9531>、大阪瓦斯<9532>なども下落しています


INPEX<1605>

◎11:17執筆。中東情勢が悪化する中、トランプ大統領によるタンカー護衛の表明を受けて原油高が一服し、一時前日比-5.72%安となりました

◎米海軍がホルムズ海峡を通過するタンカーを護衛すると表明したことで、エネルギー輸送の停滞懸念が後退し、原油先物価格が反落したことが背景にあるようです

◎また、これまでの原油価格の上昇に伴い一本調子で株価を上げていたため、利益確定売りが出やすかった側面もあるようです

◎これにより、ENEOSホールディングス<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>なども下落しています


協和キリン<4151>

◎09:19執筆。アトピー性皮膚炎の治療薬候補「ロカチンリマブ」の商品化が極めて困難になったと発表し、ストップ安売り気配となっています

◎治験の安全性評価において、悪性腫瘍に関する新たな懸念が確認されたとし、すべての臨床試験(治験)を中止すると発表したようです

◎同剤はピーク時に年2,000億円程度の売上高を見込んでいた新薬候補だっただけに、将来の収益源を失うことへの失望感が広がったようです


ベイカレント<6532>

◎11:23執筆。アトラシアン<TEAM>などの米ソフトウェア株が上昇した流れを受け、一時前日比+6.52%高となりました

◎先行して大幅下落が続いていたソフトウェア株に見直し買いの資金が向かったようです

◎米ソフトウェア株の上昇は、中東情勢の緊迫化を背景に全体が売られる中、製造コストの上昇懸念が相対的に小さい面や、空売りの買い戻しも背景のようです

◎これにより、野村総合研究所<4307>、フリー<4478>、Appier Group<4180>、トレンドマイクロ<4704>、SHIFT<3697>なども上昇しています


住友金属鉱山<5713>

◎10:23執筆。NY金先物価格が大幅に下落したことを受け、金鉱山を保有する同社への売りが膨らみ、一時前日比-10.58%安となりました

◎NY金先物が5,123.7ドルと急落したことが嫌気されているようです

◎前日に5,400ドル台と約1カ月ぶりの高値圏まで上昇していた反動や、主要通貨に対するドル高進行も、ドルの代替投資先とされる金価格の押し下げ要因となったようです

◎また、銅やニッケルの先物価格も下落し、三井金属<5706>、JX金属<5016>などの非鉄金属株も売られています


三井住友フィナンシャルグループ<8316>

◎11:17執筆。米国の金融株安や、傘下銀行による英企業の債権保有報道が嫌気され、一時前日比-7.2%安となりました

◎米運用大手ブラックストーン<BX>がファンドの解約急増で下落が続き、金融株全体への先行き懸念が強まったことが背景にあるようです

◎また、傘下の三井住友銀行が、経営破綻した英住宅ローン会社の債権を保有していると報じられたことも重荷となったようです

◎金融システムへの不透明感から、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>、野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>なども下落しています


アドバンテスト<6857>

◎11:16執筆。米半導体関連株が軒並み下落した流れを受け、一時前日比-5.2%安となりました

◎中東情勢の緊迫化を背景に、投資家の間でリスク回避の姿勢が強まったことや、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落したことが嫌気されたようです

◎また、エネルギー価格の上昇による製造コスト増への懸念から、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>などが売られたことも重荷となったようです

◎これにより、東京エレクトロン<8035>、イビデン<4062>、SCREENホールディングス<7735>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>なども下落しています


ニデック<6594>

◎09:43執筆。会計不祥事を調査していた第三者委員会の報告書が公表され、先行き不透明感が後退したとの見方から、一時前日比+19.06%高となりました

◎報告書では、創業者の永守重信氏による過度なプレッシャーが不正の背景にあったと厳しく指摘され、車載事業を中心に減損損失が2,500億円規模にのぼる可能性や2026年3月期今期の無配見通しも示されたようです

◎これを受け朝方は下落しましたが、悪材料出尽くしとの受け止めが広がり、上昇に転じました

 

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