💡この記事のポイント
✅ハイテク関連銘柄が好業績で、ナスダック総合指数やS&P500は上昇が継続
✅なかでも「M7」は今後も世界のハイテク銘柄の株価上昇を牽引できるのか
✅決算発表を控える米巨大ハイテク銘柄3選をご紹介します。
🔎登場する銘柄
✅アルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ
✅ハイテク関連銘柄が好業績で、ナスダック総合指数やS&P500は上昇が継続
✅なかでも「M7」は今後も世界のハイテク銘柄の株価上昇を牽引できるのか
✅決算発表を控える米巨大ハイテク銘柄3選をご紹介します。
✅アルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ
業績好調な米ハイテク関連銘柄、投資家注目のM7は?
アルファベット<GOOGL>
マイクロソフト<MSFT>
メタ・プラットフォームズ<META>
米国の株式市場は堅調な推移が続いています。なかでもAI(人工知能)や半導体等ハイテク関連銘柄の業績が好調なことから、ナスダック総合指数やS&P500は上昇が継続しています。
とくに投資家からの注目が集まっているのが、米国のみならず世界の株式市場の動向を左右する「マグニフィセント・セブン」の決算発表ですが、世界のハイテク銘柄の株価上昇を今後も牽引できるのか気になるところです。
23日からマグニフィセント・セブンの決算発表がはじまります。アルファベット<GOOGL>とテスラ<TSLA>が23日16:00、マイクロソフト<MSFT>とメタ・プラットフォームズ<META>が30日16:00、アマゾン・ドット・コム<AMZN>31日16:00、アップル31日16:30と続き、エヌビディア<NVDA>は8月27日16:20の予定です(すべて現地時間)。
そこで今回は、これからの決算発表で注目しておきたい米国の巨大ハイテク米国株3銘柄をご紹介します。
インターネット上の検索サービス「Google」のほか、YouTube、Android、Chrome等を展開している持ち株会社。AIを導入したインフラやプラットフォームなどを提供。
7月23日に決算発表予定。2025年1-3月期の決算では検索広告事業が好調で、売上高や一株当たり利益が市場予想を上回りました。
新たな検索サービスとして、Googleの検索エンジンに会話型チャットボットを組み込んだ「AIモード」を提供しています。さらに、生成AI「Gemini」のダウンロード数が4億件を超え、検索結果の最上部に表示されるAIによる回答「AIオーバービュー」のユーザー数は15億人超に上ることを明らかにしました。
また、配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が6月に、アトランタでアルファベット傘下のウェイモの自動運転車による配車サービスの提供を開始しました。
株価は今年2月4日年初来高値207.05ドルから4月7日年初来安値140.53ドルへ下落。その後は上昇基調で7月21日高値190.29ドルまで上昇しています。
パソコン向けOS「Windows」やビジネス向けソフトウェア「Office」等を展開。デバイスやゲーム機、ゲームソフトの開発・提供も行う。
7月30日に決算発表予定。2025年1-3月期の決算では売上高や一株当たり利益が市場予想を上回り、生成AIの需要が旺盛で、主力の「Azure(アジュール)」などクラウドコンピューティング事業が好調。2025年4-6月期もクラウド事業の成長加速が期待されています。
AI分野は依然として投資が先行していて、AIの動作を支えるデータセンターの新設や整備に投資しているようです。業績は好調が続いているようですが、変化の激しい市場環境で成功するためのコスト管理を目的として、今年2回目となる人員削減を開始することを明らかにしています。1回目の5月には6,000人、2回目には9,000人規模の人員削減が実施される見通しです。
先週あるアナリストが、AI関連収益の急速な成長と、ソフトウェア分野における長期的なAIの勝者になることが期待できるとして、投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を600ドルに設定したようです。
株価は4月7日年初来安値344.79ドルから上昇基調で、7月18日上場来高値514.64ドルまで上昇しています。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が創業。「Facebook」や「Instagram」等の運営に加え、AR・VRのような没入型体験サービスによるメタバースの研究開発に取り組む。
7月30日に決算発表予定。2025年1-3月期の決算では広告事業が好調で、売上高や一株当たり利益が市場予想を上回りました。AI関連事業を支援するためのデータセンター投資およびインフラハードウェアに追加で投資を行う方針を明らかにしています。
第2四半期の見通しでAIロードマップに関する明確な方向性を示したことで、アナリストの目標株価が引き上げられているようです。AI新興企業のスケールAIに出資した他、建設中の大規模データセンターの第1弾が2026年に稼働予定であることを明らかにしています。
株価は今年4月21日年初来安値479.8ドルから上昇基調で、6月30日年初来高値747.9ドルまで上昇。直近は一服し700ドル前後で推移しています。
記事作成日:2025年7月22日
ファイナンシャルプランナー
横山利香
短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。
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