【株価が動いた理由】エヌビディア -6.21%~上場来高値更新も利益確定売りに押され大幅安

【株価が動いた理由】エヌビディア -6.21%~上場来高値更新も利益確定売りに押され大幅安

エヌビディア<NVDA>

💡株価が動いたポイント

✅2025/1/7(火)終値140.14ドル-9.2ドル

✅取引開始直後に上場来高値を更新したものの利益確定売りに押され、前日比-6.21%の大幅安となりました


 

◎「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」の基調講演でジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が、トヨタ自動車<7203>などとの提携や新製品を発表し、取引開始直後に153.13ドルまで上昇し上場来高値を更新しました

◎しかし、その後は買いが続かず、利益確定売りに押される形で大幅安となりました

◎背景には、米長期金利が約8カ月ぶりの高水準まで上昇したことがあり、PER(株価収益率)の高いハイテク株を中心に売られました

◎米連邦準備理事会(FRB)は利下げ意向ですが、インフレ警戒感が強く利下げペースの鈍化が懸念され金利が上昇しているようです

◎「CES」の基調講演でファンCEOは、トヨタ自動車やドイツの自動車部品製造業のコンチネンタル、自動運転開発のオーロラ・イノベーションと、自動運転車などを展開する提携を発表

◎他にも、ロボットや自動運転向けのAI(人工知能)基盤モデル「コスモス」や、次世代AI製品「ブラックウェル」関連の新製品やゲーミングPCなどを発表しました

◎株価を大幅上昇させるほどのサプライズはありませんでしたが、あるアナリストは講演が「ロックコンサートのような雰囲気だった」と指摘し、エヌビディアの時価総額は現在の約3兆5,000億ドルから1年から1年半後には5兆ドルに達する可能性があるとし、引き続き「買い」と見ていると述べました

◎株価は2024年8月5日安値90.69ドルからこの日153.13ドルまで上昇し上場来高値を更新。その後は下落に転じ一時140.01ドルまで下落しました

 

 

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公開日:2025.1.8

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