【株価が動いた理由】アマゾン・ドット・コム +1.7%~決算でAWSの先行きが懸念され時間外取引で-6.62%の急落

【株価が動いた理由】アマゾン・ドット・コム +1.7%~決算でAWSの先行きが懸念され時間外取引で-6.62%の急落

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

💡株価が動いたポイント

✅2025/7/31(木)終値234.11ドル+3.92ドル

✅始値235.77ドル、高値236.53ドル、安値231.40ドル

✅年初来高値242.52ドル、年初来安値161.38ドル

✅取引終了後に発表した決算が嫌気され、時間外取引で-6.62%の急落となりました


 

◎取引時間中は主力株が買われる流れの中でアマゾンも上昇しましたが、取引時間終了後に発表した決算が嫌気され、時間外取引で急落しました

◎2025年4-6月期売上高1,677億200万ドル(前年同期比13%増)は市場予想1,621億9,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.68ドルも市場予想1.33ドルを上回りました

◎2025年4-6月期の部門別売上高では北米のネット通販が前年同期比11%増、海外のネット通販が同16%増、成長をけん引するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が同17%増と、いずれも2ケタの伸びを見せました

◎アマゾンはネット通販で中国製品を多く扱っているため、トランプ関税の影響で値上げが行われる前の駆け込み需要を取り込んだようです

◎ただ、2025年4-6月期の部門別営業利益でAWSが101億6,000万ドルと市場予想109億2,000万ドルを下回っており、これが嫌気されたようです

◎また、AWSの売上高成長率17%増が、競合のマイクロソフト<MSFT>の39%増アルファベット<GOOGL>の32%増と比較して物足りないと受け止められたことも、売り材料の一つとなったようです

◎さらに、新たに開示された2025年7-9月期の営業利益予想が155億~205億ドルとなり、その中央値が市場予想約195億ドルを下回ったことも嫌気されたようです

◎AI(人工知知能)開発に向けたデータセンターなどへの投資拡大が、短期的に利益を圧迫するとの警戒感に繋がったようです

◎主力のネット通販事業や広告事業は堅調に推移しているものの、収益性の高いAWSの先行きへの懸念から売られたようです

◎アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、クラウド事業は供給能力を上回る需要があり強気に見ているとし、「四半期ごとに状況は改善していくと期待しており、その点については楽観的」と述べました

◎アマゾンの株価は、2月4日上場来高値242.52ドルから4月7日年初来安値161.38ドルへ下落。この日は一時236.53ドルまで上昇しましたが、執筆時点では時間外取引で218.6ドルとなっています

 

【関連記事】
マグニフィセント・セブン+ブロードコム!の最新動向
原子力発電所の新増設やAI需要で注目の日米原発関連株9選
米国のAI覇権拡大計画「AIアクションプラン」関連の米国株7選
AIブームを陰で支えるインフラ日米株8選
話題の「シクリカルバリュー投資」で注目の日米株8選
電子部品の世界シェアNo.1日本株7選
2025年上半期の人気ファンドトップ50
2025年上半期の人気日米株トップ50