【株価が動いた理由】ホームデポ +3.16%~業績の回復基調と限定的な関税の影響を示し大幅高

【株価が動いた理由】ホームデポ +3.16%~業績の回復基調と限定的な関税の影響を示し大幅高

ホームデポ<HD>


💡株価が動いたポイント

✅2025/8/19(火)終値407.2ドル+12.5ドル

✅始値401.02ドル、高値414.36ドル、安値401.02ドル

✅年初来高値426.19ドル、年初来安値326.31ドル

✅業績の回復基調と限定的な関税の影響で、前日比+3.16%の大幅高となりました




◎2025年5-7月期売上高452億7,700万ドル(前年同期比4.9%増)は市場予想454億1,000万ドルを下回り、一株当たり利益4.68ドルも市場予想4.72ドルを下回りましたが、2026年1月期今期業績予想が据え置かれ下期回復見通しが示されたことが買い安心感に繋がったようです

◎今期売上高予想は前期比約2.8%増、一株当たり利益予想約3%減で変更はありませんでした

◎ホームデポは住宅所有者が大規模なリノベーションへの支出を控えるため、自ら家の改修などを行う「DIY」に注力していることを背景に、需要は2025年後半も堅調に推移すると見ているようです

◎また、輸入品への関税の影響について「広範にわたるものではない」との見方を示しました

◎全製品の半分以上が国内調達であることも強調され、関税を巡る過度な懸念が後退したことも買い材料となったようです

◎また、既存店売上高が5月は前年同月比0.3%減だったのに対し、6月は横ばい、7月には3.1%増と回復トレンドにあることが示されました

◎小規模な改修向けなどの支出が回復しているとのことで、今後の需要改善への期待が高まったようです

◎また、アナリストによる目標株価引き上げが相次いだことも背景のようです

◎あるアナリストは、同社の需要は明らかに改善し始めているとして、投資判断買い」を維持し、目標株価を450ドルから475ドルに引き上げました

◎別のアナリストは、中核事業全体で需要改善の兆候が見られるとして、投資判断を「アウトパフォーム」に維持し、目標株価を435ドルから450ドルに引き上げたとのことです

◎また別のアナリストは、米国で3四半期連続で既存店売上高がプラスになるなど、2年以上ぶりの大幅な売上高成長を記録したとして、投資判断「買い」を維持し、目標株価を433ドルから454ドルへ引き上げました

◎株価は4月9日年初来安値326.31ドル以降は上昇傾向で、この日は一時414.36ドルまで上昇し、年初来高値426.19ドルが視野に入ってきました

 

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