【株価が動いた理由】オラクル +1.27%~AIクラウドの大型契約で受注残が急増し時間外取引で+28.35%の急騰

【株価が動いた理由】オラクル +1.27%~AIクラウドの大型契約で受注残が急増し時間外取引で+28.35%の急騰

オラクル<ORCL>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/9(火)終値241.51ドル+3.03ドル

✅始値239.94ドル、高値243.49ドル、安値234.56ドル

✅年初来高値260.87ドル、年初来安値118.86ドル

✅取引終了後に発表した決算が好感され、時間外取引で+28.35%の急騰となりました


 

◎この日の取引は前日比+1.27%で3連騰しましたが、取引時間終了後に発表した決算を受け、時間外取引で買われました

◎契約済みで将来の売上高となる2025年6-8月期受注残が、前四半期の1,380億ドルから3倍以上となる4,550億ドルに急増し、市場予想1,535億3,000万ドルを大幅に上回ったことが好感されたようです

◎この受注残の急増は、AI(人工知能)関連の需要が爆発的に伸びていることが背景にあり、オープンAI、xAI、メタ・プラットフォームズ<META>、エヌビディア<NVDA>といったAI業界の大手企業と大規模なクラウド契約を締結したことによるものです

◎ラリー・エリソン会長兼CTO(最高技術責任者)は、ある顧客から「現在世界で使われていない御社のデータセンターの容量をすべて引き取る」という異例の申し出があったことを明かし、需要の力強さを強調しました

◎サフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)は、クラウド基盤事業の売上高が2026年5月期今期には前期比77%増の180億ドルに達し、2030年5月期には1,440億ドルまで成長するとの強気な見通しを示しました

◎この旺盛な需要に応えるため、同社はデータセンター建設への投資を積極的に行っており、2026年度の設備投資額は350億ドルにのぼる見込みとのことです

◎あるアナリストは、「今四半期の注目点は決算そのものではなく、受注残の大幅な増加だ。これが今後数年間の大幅な業績向上の原動力となるはずだ」と述べました

◎別のアナリストも受注残の数字を「目を見張るものだ」と評価し、将来の大きな成長への期待が買いを集めたようです

◎なお、2025年6-8月期売上高149億2,600万ドルが市場予想150億4,000万ドルを下回り、特別項目を除く一株当たり利益1.47ドルも市場予想1.48ドルをわずかに下回りましたが、こちらは材料視されなかったようです

◎株価は4月7日年初来安値118.86ドルから7月31日年初来高値260.87ドルへ上昇。その後は9月2日安値218.79ドルまで下落しましたが、この日は一時243.49ドルまで上昇しました

 

【関連記事】
ウォーレン・バフェットの投資哲学と関連12銘柄
「GV倍率」で市場の風向きを読む!グロース株とバリュー株、日米12選
地政学リスク関連株日米15選
米利下げ予想が追い風!住宅関連日米株9選
「循環物色」で上昇期待の日米株30選
今チェックしておきたい出遅れ日本株9選
上場来高値を更新した日米株8選+73銘柄
9月権利確定!日本の高配当株60選

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。