【株価が動いた理由】テスラ -4.45%~低価格版EVを発表も価格競争力がないと失望され大幅安

【株価が動いた理由】テスラ -4.45%~低価格版EVを発表も価格競争力がないと失望され大幅安

テスラ<TSLA>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/7(火)終値433.09ドル-20.16ドル

✅始値447.82ドル、高値452.68ドル、安値432.45ドル

✅年初来高値470.75ドル、年初来安値214.25ドル

✅低価格版EVを発表も、価格競争力がないと失望され、前日比-4.45%の大幅安となりました


 

◎主力のスポーツ多目的車(SUV)「モデルY」とセダン「モデル3」の低価格版を発表しましたが、期待ほどの価格競争力がないと失望感が広がり、売り優勢となりました

◎価格は「モデルY」が39,990ドルから、「モデル3」は36,990ドルからとされ、最も安い既存の「モデルY」より約11%安い水準に設定することで、販売台数と市場シェア押し上げを狙うとのことです

◎しかし、この価格設定でも競合のハイブリッド車(HV)に比べて約2割、ガソリン車と比較すると約4割高い水準です

◎また、9月末に終了した7,500ドルの米EV(電気自動車)購入税額控除を補うほどの値下げ幅ではなかったとの見方もあり、販売を大きく押し上げる起爆剤にはならないと受け止められたようです

◎市場では、ガソリン車並みの3万ドル以下で購入できる低価格EVの投入が期待されていただけに、失望感が広がった模様です

◎アナリストからは「上位モデルとの価格差が約5,000ドルしかなく失望した」との声も上がっているようです

◎航続距離は推定321マイル(約517キロ)で、上位のプレミアム後輪駆動モデルを約10%下回ります

◎また、後部座席用のタッチスクリーンを搭載せず、スピーカー数も半分以下に減らしたことで、低価格化したとしています

◎テスラの株価は、2024年12月上場来高値488.54ドルから今年4月7日年初来安値214.25ドルへ下落。その後5月29日高値367.71ドルまで上昇後は、およそ300~350ドル程度でのもみ合いが続いていましたが、9月11日の上昇でボックス圏を抜け弾みが付き、10月2日年初来高値470.75ドルまで上昇。この日は一時432.45ドルまで下落しました

 

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