【株価が動いた理由】テスラ、ディズニー、エヌビディア、シスコシステムズ、ロビンフッド、インテル、ナイキ
目次

テスラ<TSLA>

ウォルト・ディズニー<DIS>

エヌビディア<NVDA>

シスコシステムズ<CSCO>

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

インテル<INTC>

ナイキ<NKE>

【株価が動いた理由】テスラ、ディズニー、エヌビディア、シスコシステムズ、ロビンフッド、インテル、ナイキ

テスラ<TSLA>

◎2025/11/12(水)終値401.99ドル-28.61ドル

◎10月の中国での売上高が激減したとの報道が嫌気され、前日比-6.64%安となりました

◎10月の中国販売台数は2万6,006台と3年ぶりの低水準に落ち込み、前年同月比36%減、前月比63.6%減となったようです

◎また、競合のシャオミ(小米科技)が販売台数で上回ったと報じられたことや、ハイテク株から資金が流出する「循環物色」が続いたことも、株価の重荷となったようです

◎政府閉鎖の終了で中断していた経済指標の発表が相次ぐことへの警戒感から、投資家が利益確定売りに動いたことも背景にあるようです

 

ウォルト・ディズニー<DIS>

◎2025/11/13(木)終値107.61ドル-9.04ドル

◎2025年7-9月期売上高224億6,400万ドルが市場予想227億5,690万ドルを下回ったことが嫌気され、前日比-7.74%安となりました

◎テレビ事業の不振(売上高16%減)や、ヒット作に恵まれなかった映画事業(売上高26%減)が重荷となりました

◎成長の柱である動画配信サービスも売上高が市場予想に届かなかった ほか、傘下のテレビ番組司会者の発言を巡る騒動が、重荷のテレビ事業に追い打ちをかけたとの見方も売りを誘ったようです

◎リストラ費用の減少で純利益は13億1,300万ドル(前年同期比2.9倍)と大幅に増え、70億ドルの自社株買いや増配も発表しました が、売上高の不振による先行き不透明感が上回る形となったようです

 

エヌビディア<NVDA>

◎2025/11/13(木)終値186.86ドル-6.94ドル

◎ハイテク株全般が売られる「循環物色」の流れのなか、前日比-3.58%安となりました

◎この日はナスダック総合指数が-2.29%下落し、同社やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-4.22%、ブロードコム<AVGO>-4.29%といった半導体株が売られました

◎AI(人工知能)関連株の上昇が続いた後、投資家が利益を確定し、ディフェンシブ株など他の業種に資金シフトしているようです

◎また、FRB(米連邦準備制度理事会)が12月も金利を据え置くとの懸念や、19日に控えるエヌビディアの決算発表を前に現金化する流れが続いたようです

 

シスコシステムズ<CSCO>

◎2025/11/13(木)終値77.38ドル+3.42ドル

◎2025年8-10月期決算や、好調なAIインフラ受注が好感され、前日比+4.62%高となりました

◎8-10月期の売上高は148億8,300万ドルと市場予想147億8,000万ドルを上回り、特にハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)からのAIインフラ受注総額が13億ドルに達したことが 好感されたようです

◎また、2026年7月期今期の売上高と一株当り利益の見通しを、ともに市場予想を上回る水準へ引き上げたことも買い材料となりました

◎これらを受け、アナリストによる目標株価の引き上げが相次ぎました

 

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

◎2025/11/13(木)終値121.53ドル-11.45ドル

◎配達サービス「Gopuff」と提携し、顧客の口座から現金を引き出し自宅に配達するサービスを開始すると報じられたことが嫌気され、前日比-8.61%安となりました

◎この新サービスに対し、安全面や収益への貢献を巡る懸念が広がったようです

◎また、株価が年初来で3倍ほどになっていることや、同日の取引終了後に10月の業績指標の発表を控えていたことから、売りが出やすかったことも背景のようです

 

インテル<INTC>

◎2025/11/12(水)終値35.91ドル-1.98ドル

◎ハイテク株売りの流れに加え、前日にオープンAIがインテルのチップを購入しない意向を明らかにしたことが嫌気され、前日比-5.22%安となりました

◎2017年にはオープンAIから投資を打診されたもののインテルが断った経緯があり、現在は立場が逆転した形です

◎専門家からは「パフォーマンスの低いサプライヤーに戻る理由はない」との厳しい指摘も出ています

◎また、最近インテルのAIリーダーがオープンAIに移籍したことも、事態を悪化させているようです

 

ナイキ<NKE>

◎2025/11/13(木)終値66.03ドル+1.83ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を60ドルから75ドルへ引き上げたことが好感され、前日比+2.85%高となりました

◎アナリストは「3年以上続いた業績予想の下方修正サイクルが、今後6~9カ月で反転するだろう」と指摘しました

◎成長回復に向けた現実的な予想を立てられる段階になったとして、2026年5月期今期と2027年5月期来期の収益見通しを引き上げたことも買い材料となったようです

 

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