【株価が動いた理由】アルファベット、ブロードコム、テスラ、マイクロン・テクノロジー、ロビンフッド、アマゾン、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ
目次

アルファベット<GOOGL>

ブロードコム<AVGO>

テスラ<TSLA>

マイクロン・テクノロジー<MU>

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>

【株価が動いた理由】アルファベット、ブロードコム、テスラ、マイクロン・テクノロジー、ロビンフッド、アマゾン、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ

アルファベット<GOOGL>

◎2025/11/24(月)終値318.57ドル+18.92ドル

◎傘下のグーグルが発表した最新AI(人工知能)モデル「Gemini 3」の性能が高く評価され、今後の成長への期待から買いが集まり、前日比+6.31%の大幅高となりました

セールスフォース<CRM>-0.13%の最高経営責任者(CEO)が「チャットGPTを3年間使ってきたが、Gemini 3を使ってからはもう戻れない」と絶賛するなど、競合を凌駕するとの見方が強まっているようです

◎あるアナリストが、アルファベットの投資判断を「買い」、目標株価を355ドルで調査を開始したことも、投資家の強気姿勢を後押ししたようです

 

ブロードコム<AVGO>

◎2025/11/24(月)終値377.96ドル+37.76ドル

◎アルファベットの「Gemini 3」が高く評価され、グーグルが開発したカスタム半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」の製造を担うブロードコムにも、業績拡大を期待した買いが殺到し、前日比+11.09%の急騰となりました

◎あるアナリストがAIでアルファベットが勝利したとし、ブロードコムにも恩恵があると述べました

◎他のアナリストからも前向きな評価が相次いだことも株価を押し上げたようです

◎これにより、同業のマーベル・テクノロジー<MRVL>+8.18%も買われました

 

テスラ<TSLA>

◎2025/11/24(月)終値417.78ドル+26.69ドル

◎イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、次世代のAI半導体「AI5」の設計完了が近く、さらにその次の「AI6」の開発も始めていると明らかにし、前日比+6.82%の大幅高となりました

◎マスクCEOが「新しいAI半導体を12カ月ごとに量産する」との目標を掲げたことも、競争力の向上を期待させる材料となったようです

◎同氏は自社の半導体が、自動運転などの分野でテスラを「現実世界のAIにおけるリーダー」にする原動力だと述べており、将来の成長への期待も高まったようです

 

マイクロン・テクノロジー<MU>

◎2025/11/24(月)終値223.93ドル+16.56ドル

◎AIバブルへの懸念が後退し、前日比+7.99%の急反発となりました

◎FRB(米連邦準備制度理事会)による12月の利下げ期待が再燃し、市場全体の追い風となったようです

◎また、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と「非常に良い電話会談」を行ったと伝わり、両国の緊張緩和が期待されたことも背景のようです

◎さらにアルファベットの上昇で、AIバブルへの懸念が和らいだことなどから、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+5.53%、ラム・リサーチ<LRCX>+5.41%、インテル<INTC>+3.73%など半導体株の反発の背景となったようです

 

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

◎2025/11/24(月)終値114.97ドル+7.67ドル

◎FRB(米連邦準備制度理事会)による12月の利下げ期待が高まり、低金利が追い風となる同社株にも買いが集まり、前日比+7.14%高となりました

◎また、アルファベットの上昇でハイテク株全体が買われた流れに乗り、反発したようです

◎暗号資産(仮想通貨)のビットコインがいったん下げ止まっていることも背景のようで、同業のコインベース・グローバル<COIN>+6.47%も反発しました

 

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

◎2025/11/24(月)終値226.28ドル+5.59ドル

◎米政府向けのAIインフラ拡張に最大500億ドル(約7兆8,500億円)を投資すると発表し、国からの需要を取り込むことへの期待で買いが集まり、前日比+2.53%高となりました

◎2026年から投資を始め、政府機関が最新のAI技術を使いやすくする環境を整えることで、クラウド市場でのリーダー的地位がより強固になると評価されたようです

◎また、インディアナ州のデータセンター建設にも150億ドルを追加投資すると発表し、AI需要に対応して積極的に事業を拡大する姿勢が好感されたようです

 

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>

◎2025/11/24(月)終値47.76ドル+1.51ドル

◎ドイツのヘルスケア大手バイエルが、同社と同じタイプの経口薬(Factor XIa阻害剤)の第3相治験に成功したと発表したことで、この治療薬の有効性が証明され、前日比+3.26%の上昇となりました

◎この肯定的な治験結果は、同社が独自に開発を進めている薬「ミルベキアン」の市場への期待を高め、今後の売上増につながる可能性が好感されたようです

 

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