【株価が動いた理由】ロビンフッド、デル、エヌビディア、ゼットスケーラー、ワークデイ、ディア、ニューモント、オートデスク、ブロードコム、マーベル・テクノロジー
目次

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

デル・テクノロジーズ<DELL>

エヌビディア<NVDA>

ゼットスケーラー<ZS>

ワークデイ<WDAY>

ディア<DE>

ニューモント<NEM>

オートデスク<ADSK>

ブロードコム<AVGO>

マーベル・テクノロジー<MRVL>

【株価が動いた理由】ロビンフッド、デル、エヌビディア、ゼットスケーラー、ワークデイ、ディア、ニューモント、オートデスク、ブロードコム、マーベル・テクノロジー

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

◎2025/11/26(水)終値128.2ドル+12.63ドル

◎予測市場事業の拡大に向けたデリバティブ取引所の買収・提携の発表が収益拡大への期待につながり、前日比+10.92%の大幅高で4連騰しました

◎サスケハナ・インターナショナル・グループと共同でデリバティブ取引所のMIAXdxを買収し、スポーツや選挙など予測契約の範囲を拡大する方針を示しています

◎買収対象のMIAXdxが米商品先物取引委員会(CFTC)の認可を受けていることから、市場参加者が取引しやすい環境が整うと期待されているようです

◎また、サービス開始から1年で顧客が100万人を超え、取引件数が90億件に達するなど、予測市場事業の急速な成長があらためて評価されたようです

 

デル・テクノロジーズ<DELL>

◎2025/11/26(水)終値133.26ドル+7.34ドル

◎2025年8-10月期決算が好感され、前日比+5.83%高となりました

◎8-10月期の一株当たり利益2.59ドルが市場予想2.47ドルを上回りました

◎2026年1月期今期の売上高予想を従来の1,050億~1,090億ドルから1,112億~1,122億ドルへ引き上げ、一株当たり利益予想を従来の9.55ドルから9.92ドルへ、引き上げました

◎また、AI(人工知能)サーバーの通期出荷見通しを200億ドルから250億ドルへ引き上げ、四半期の受注も123億ドルに達するなど、AI需要の加速が確認されたことも買いを誘ったようです

◎これにより、あるアナリストは、「デル株は極めて割安に見える」として、投資判断「買い」と目標株価200ドルを維持しました

JPモルガン・チェース<JPM>+1.53%のアナリストも、投資判断「オーバーウェイト」を維持し、目標価格を165ドルから170ドルに引き上げました

 

エヌビディア<NVDA>

◎2025/11/26(水)終値180.26ドル+2.44ドル

アルファベット<GOOGL>-1.08%傘下のグーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」への懸念から前日は売られましたが、AI市場での優位性は変わらないとの見方から買い戻しが入り、前日比+1.37%高と反発しました

◎あるアナリストが、メタ・プラットフォームズ<META>-0.41%によるグーグル製TPUの採用は自社開発の遅れが要因であり、エヌビディアの競争力への影響は限定的だと指摘したことが安心感につながったようです

◎また、大手ハイテク企業の設備投資額が2026年にかけてさらに拡大するとの見方も、好感されたようです

◎これにより、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+3.93%なども買われました

 

ゼットスケーラー<ZS>

◎2025/11/26(水)終値251.97ドル-37.76ドル

◎2025年8-10月期決算は市場予想を上回りましたが、2026年7月期今期見通しの引き上げ幅が投資家の高い期待に届かず、前日比-13.03%安と急落しました

◎8-10月期売上高は7億8,811万ドル(前年同期比26%増)で市場予想7億7,327万ドルを上回り、一株当たり利益も0.96ドルと市場予想0.86ドルを上回る好決算でした

◎しかし、今期の売上高見通しを32億9,100万ドル(市場予想32億7,400万ドル)へ上方修正したものの、その幅が物足りないと受け止められたようです

◎また、あるアナリストが投資判断「中立」を維持し、目標株価を325ドルから310ドルへ引き下げたことも嫌気されたようです

 

ワークデイ<WDAY>

◎2025/11/26(水)終値215.34ドル-18.35ドル

◎2025年8-10月期決算で、売上高の先行指標となる「受注残高」が市場予想を下回ったことが嫌気され、今後の成長性への懸念から前日比-7.85%安と急落しました

◎8-10月期売上高は24億3,200万ドルで市場予想24億2,000万ドルを上回りましたが、サブスクリプションの受注残高が259億6,000万ドルにとどまり、市場予想260億1,000万ドルには届きませんでした

◎また、2025年11-1月期の営業利益率予想を28.5%以上とし市場予想28.7%を

◎これにより、成長鈍化への警戒感から、ウェルズ・ファーゴ<WFC>+0.54%のアナリストが目標株価を300ドルから290ドルへ、別のアナリストが260ドルから250ドルへ引き下げたことも嫌気されましたようです

 

ディア<DE>

◎2025/11/26(水)終値469.87ドル-28.26ドル

◎2026年10月期今期の純利益見通しが市場予想に届かず、業績への懸念から前日比-5.67%安となりました

◎2025年8-10月期決算は、売上高が105億7,900万ドルで市場予想98億3,402万ドルを上回り、一株当たり利益も3.93ドルと市場予想3.84ドルを上回る好調な結果でした

◎しかし、会社側が示した2026年10月期今期の純利益見通しは40億~47億5,000万ドルと、市場予想の約50億ドルに届かなかったことが嫌気されたようです

◎また、米国の関税政策が利益率を押し下げるとの懸念や、米農業の不振を背景に北米での大型農機販売が縮小するとの見通しも、売り材料となったようです

 

ニューモント<NEM>

◎2025/11/26(水)終値90.52ドル+4.25ドル

◎NY金先物相場が4日続伸し4,202.3ドルへ上昇した流れを受け、世界最大の産金会社である同社にも買いが波及し、前日比+4.92%高となりました

◎米経済指標を背景とした12月の米利下げ観測の高まりや、米長期金利の低下に伴うドル安が、金相場の追い風となったようです

◎また、ある金融機関が2026年の金価格見通しを引き上げ、将来的に5,000ドルに達するとの強気な予測を示したことも、好感されたようです

 

オートデスク<ADSK>

◎2025/11/26(水)終値301.38ドル+6.95ドル

◎決算が好感され、一時前日比+8.68%まで急騰し、引けでは+2.36%高となりました

◎2025年8-10月期売上高18億5,300万ドル(前年同期比18%増)が市場予想18億700万ドルを上回り、一株当たり利益2.67ドルも市場予想2.50ドルを上回りました

◎2026年1月期今期の売上高見通しを従来の70億2,500万~70億7,500万ドルから71億5,000万~71億6,500万ドルへ引き上げました

◎また、あるアナリストが投資判断「オーバーウェイト」と目標株価365ドルを維持したことも好感されたようです

 

ブロードコム<AVGO>

◎2025/11/26(水)終値397.57ドル+12.54ドル

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+1.71%のアナリストが、AI関連の強さが続くとして、投資判断「買い」を維持し、目標株価を380ドルから435ドルへ引き上げ、前日比+3.25%高となりました

◎12月11日発表予定の2025年8-10月期決算への期待や、グーグルからの受注増などで2026年10月期今期のAI関連収入が倍増するとの見通しが示されました

◎また、2025年11-2026年1月期の業績見通しが市場予想を上回ると予想されたことも、投資家の買い安心感につながったようです

 

マーベル・テクノロジー<MRVL>

◎2025/11/26(水)終値87.72ドル+4.29ドル

◎複数のアナリストが目標株価を引き上げたことが好感され、前日比+5.14%高と大幅に反発しました

◎あるアナリストが投資判断「ポジティブ」を維持し、目標株価を80ドルから100ドルへ引き上げました

◎別のアナリストも投資判断「買い」を維持し、105ドルから110ドルへ引き上げました

◎また、一部のアナリストから、AI関連株の中で株価が適正水準にあり、財務状況も堅調であると指摘されたことも買い材料となったようです

 

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