インテル<INTC>
◎2026/01/28(水)終値48.78ドル+4.85ドル
◎半導体生産受託の報道を受け、収益立て直しへの期待から前日比+11.04%と急伸しました
◎エヌビディア<NVDA>+1.59%が2028年投入予定のGPU(画像処理半導体)「ファインマン」の一部工程に、インテルの最先端技術「18A」や「14A」の採用を検討しているとのことです
◎アップル<AAPL>-0.7%ともMacBookやiPhone向け半導体の生産受託について協議中と報じられ、ファウンドリ事業の成長観測が強まりました
◎エヌビディアやアップルには生産集中リスクの分散や、米国の関税影響を軽減したい思惑があるようです
◎昨年12月に発表されたエヌビディアによる50億ドルの出資に続く戦略的提携の一環として好感されたようです
メタ・プラットフォームズ<META>
◎2026/01/28(水)終値668.73ドル-4.24ドル
◎この日の通常取引は-0.63%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+6.63%高となりました
◎2025年10-12月期の売上高598億9,300万ドル(前年同期比24%増)が市場予想584億6,000万ドルを上回り、一株当たり利益は8.88ドルも市場予想8.21ドルを上回りました
◎2026年1-3月期の売上高見通しを535億-565億ドルとし、市場予想513億7,000万ドルを上回る強い指針を示しました
◎2026年12月期今期の設備投資額を1,150億-1,350億ドル(市場予想1,107億4,000万ドル)へ増額し、超知能AI(人工知能)開発に向けたインフラ投資を加速させる計画です
◎投資増額の一方で、メタは今期の営業利益が2025年を上回るとの認識を示したほか、AI活用によるエンジニアの生産性向上も好材料視されたようです
◎また、AIスタートアップのマヌス買収や、メタバース部門の縮小によるAIグラス開発への資源集中など、AIへの徹底したシフトも評価されたようです
マイクロソフト<MSFT>
◎2026/01/28(水)終値481.63ドル+1.05ドル
◎この日の通常取引は+0.21%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-6.14%安となりました
◎2025年10-12月期の売上高812億7,300万ドル(前年同期比17%増)が市場予想を上回り、純利益も384億5,800万ドル(前年同期比60%増)と市場予想を上回りました
◎クラウド基盤「アジュール」の売上高は前年同期比39%増と高い成長を維持したものの、設備投資額が375億ドル(前年同期比66%増)と市場予想を超えて急増したことで、投資回収の遅れを懸念する売りが強まったようです
◎また、27%出資するオープンAIへの会計処理変更に伴う持ち分法投資利益が純利益を75億8,300万ドル押し上げましたが、エヌビディア<NVDA>+1.59%からのチップ供給不足によるクラウド容量の制限が今後の成長の足かせになるとの懸念も浮上しているようです
◎2026年1-3月期のアジュールの売上高成長率について、為替変動の影響を除いたベースで37-38%増との見通しを示したものの、メタ・プラットフォームズと比較して投資効率への疑念が残る形となったようです
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>
◎2026/01/28(水)終値294.16ドル+0.3ドル
◎この日の通常取引は+0.1%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+7.64%高となりました
◎2025年10-12月期の売上高196億8,600万ドル(前年同期比12%増)が市場予想192億1,000万ドルを上回り、一株当たり利益は4.52ドルも市場予想4.31ドルを上回りました
◎AIツールを提供するソフトウエア部門の売上高が90億3,100万ドル(前年同期比14%増)と市場予想87億7,000万ドルを上回り、成長をけん引しました
◎2026年12月期の売上高見通しを前期比5%以上の増加(為替変動の影響を除く)とし、市場予想の約4%を上回る強い指針を示したことで、古豪の底力が改めて評価されています
◎2026年12月期今期のフリーキャッシュフロー予想157億ドルも市場予想149億6,200万ドルを上回り、前年から約10億ドル増加する見通しも安心感につながったようです
テキサス・インスツルメンツ<TXN>
◎2026/01/28(水)終値216.17ドル+19.54ドル
◎2026年1-3月期の業績見通しが市場予想を上回ったことが好感され、前日比+9.93%の急騰となりました
◎1-3月期の一株当たり利益見通しを1.22-1.48ドルとし、中央値が市場予想の1.26ドルを上回る強い指針を示しました
◎2025年10-12月期決算は、一株当たり利益が1.27ドルと市場予想の1.29ドルを僅かに下回りましたが、受注の改善傾向が示されたことで買いが優勢となりました
◎経営陣が産業市場の回復やデータセンター市場の堅調さに言及したほか、主力のアナログ部門が前年同期比14%増収となったことも評価されたようです
◎先週に弱気な見通しを示していたインテルとは対照的な内容となり、半導体全体の業績底打ち期待につながりました
マイクロチップ・テクノロジー<MCHP>
◎2026/01/28(水)終値80.28ドル+5.12ドル
◎アナリストによる投資判断等の引き上げを受け、アナログチップ市場の回復期待から前日比+6.81%の上昇となりました
◎バンク・オブ・アメリカ<BAC>-0.69%のアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も78ドルから95ドルに引き上げました
◎産業需要の回復の兆しに加え、データセンター、航空宇宙、自動車分野での需要増加を背景として挙げています
◎産業用最終市場への高い収益依存度を評価し、2026年と2027年の今期利益予想をそれぞれ8%と13%上方修正しました
マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/01/28(水)終値435.28ドル+25.04ドル
◎シーゲイト・テクノロジーによるストレージ製品の値上げ見通しを受け、需給の引き締まりが意識され前日比+6.1%の上昇となりました
◎シーゲイト・テクノロジーはAI主導の需要急増により大容量製品の供給が逼迫しており、2028年まで受注が見通せる状況にあるとしています
◎AIモデルが一度に処理するデータ量の増加に伴い、高性能なメモリーやストレージの重要性が高まっていることもマイクロン・テクノロジーなどの追い風となっています
◎これを受け、エヌビディア<NVDA>+1.59%など半導体関連株全体が値を上げました
◎アナリストからは、供給制限による価格決定力の向上や、次世代の熱アシスト磁気記録(HAMR)技術による収益性改善を期待する声もあるようです
エーティー・アンド・ティー<T>
◎2026/01/28(水)終値24.07ドル+1.07ドル
◎2025年10-12月期決算で利益やフリーキャッシュフローが市場予想を上回り、株主還元への期待から前日比+4.65%の上昇となりました
◎売上高334億6,600万ドル(前年同期比3.6%増)が市場予想328億6,980万ドルを上回り、一株当たり利益が0.52ドルで市場予想0.46ドルを上回りました
◎光ファイバー加入者数が28万3,000件に達し市場予想(26万5,000件)を超えたほか、フリーキャッシュフローも42億ドルと予想の39億ドルを上回りました
◎また、2026年12月期今期の一株当たり利益見通しも2.3ドルとし、市場予想2.21ドルを上回る強い指針を示しています
◎さらに、2026年から2028年にかけて450億ドル以上の資本還元を目標とし、今期に80億ドルの自社株買いを実施する計画を発表し好感されたようです
アンフェノール<APH>
◎2026/01/28(水)終値145.96ドル-20.29ドル
◎2025年10-12月期決算は市場予想を上回りましたが、売上高成長率の鈍化傾向が嫌気され前日比-12.2%と急落しました
◎10-12月期の売上高64億3,900万ドル(前年同期比49.1%増)が市場予想61億8,811万ドルを上回り、一株当たり利益は0.97ドルも市場予想0.93ドルを上回りました
◎データセンター向け需要により主力部門が78%増収と全体をけん引しましたが、全社の増収率が前四半期の53%から49.1%へ低下したことが売りの材料となったようです
◎また、2026年1-3月期の売上高見通しを69億-70億ドル(市場予想65億5,000万ドル)と強気な指針を示したものの、2025年年初の約70ドルから倍以上上昇していた反動で利益確定売りが強まったようです
ニューモント<NEM>
◎2026/01/28(水)終値131.95ドル+4.95ドル
◎ニューヨーク金先物相場が7連騰し、初めて5,300ドル台に乗せ史上最高を更新したことを受け、前日比+3.89%高となり5連騰し上場来高値を更新しました
◎トランプ大統領によるドル安容認発言や地政学リスク、米政府機関の一部閉鎖懸念が金買いを誘ったようです
◎また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で一部理事が利下げを求めて反対票を投じたことで、金融政策の先行き不透明感からリスク回避の金買いも加速したようです
◎金価格が過去最高値を更新する中、産金コストに対する利益率の拡大期待から、金価格に連動しやすいニューモントに引き続き投資資金が流入したようです
シースリー・エーアイ<AI>
◎2026/01/28(水)終値13.13ドル+0.53ドル
◎非上場のAI企業オートメーション・エニウェア(AA)との合併交渉が報じられ、前日比+4.2%の上昇となりました
◎交渉相手のAAは2019年時点の企業価値が68億ドルとされており、シースリー・エーアイの時価総額18億ドルを大きく上回る規模です
◎企業価値の差から、実際にはAAによるシースリー・エーアイの買収となる可能性が指摘されており、買収プレミアムへの期待が買いを誘っているようです
◎詳細な条件は明らかになっていませんが、AIアプリ開発を手掛けるシースリー・エーアイとAAの自動化技術が統合されることによる相乗効果が期待されているようです
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