インテル<INTC>
◎2026/04/29(水)終値94.75ドル+10.23ドル
◎ファウンドリ(受託製造)事業の再建期待から、前日比+12.1%の急騰となり、上場来高値を更新しました
◎アルファベット<GOOGL>+0.04%がグーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」のパッケージングにインテルの独自技術「EMIB」を採用するとの観測や、アップル<AAPL>-0.19%が次世代チップ製造に「18A-P」プロセスの採用を検討しているとの報道が好感されたようです
◎すでに次世代プロセス「14A」の採用を決定しているテスラ<TSLA>-0.85%に加え、有力顧客の獲得が相次いでいることで、赤字が続くファウンドリ部門が台湾セミコンダクター(TSMC)の強力な競合になるとの期待が高まっているようです
◎リップ・ブー・タン最高経営責任者(CEO)のもとで売上成長と利益率の改善が鮮明となっており、2027年の一株当たり利益予想が数ヶ月で約50%引き上げられたほか、ウェハーの歩留まり向上も評価されているようです
◎あるアナリストは上場来高値を更新した現在のチャートは極めて強気で、100ドルの大台到達も遠くないと指摘しているようです
スターバックス<SBUX>
◎2026/04/29(水)終値105.5ドル+8.22ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、9四半期ぶりの増収増益となったことが好感され、前日比+8.44%の大幅高となりました
◎1-3月期決算は、売上高95億3,150万ドル(前年同期比9%増)が市場予想91億6,889万ドルを上回り、一株当たり利益0.5ドルも市場予想0.43ドルを上回りました
◎全世界の既存店売上高が6.2%増(市場予想4.0%増)と好調だったほか、主力の北米地域では同7.1%増を記録し、米国内の客数が4.3%増と数年ぶりの力強い伸びを見せたことが評価されたようです
◎昨年就任したブライアン・ニコルCEOによる店舗改装やメニュー刷新、リストラなどの経営再建策が奏功し、2026年9月期今期の既存店売上高見通しを従来の3%増から「5%増以上」へ、一株当たり利益予想も2.25~2.45ドルへ上方修正しました
アルファベット<GOOGL>
◎2026/04/29(水)終値349.94ドル+0.16ドル
◎この日の通常取引は+0.04%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+7.24%高となりました
◎2026年1-3月期決算は、売上高1,098億9,600万ドル(前年同期比22%増)が市場予想1,069億7,600万ドルを上回り、一株当たり利益5.11ドルも市場予想2.63ドルを上回りました
◎AI需要による「エージェント」構築やグーグル製AI半導体「TPU」の受注増を背景に、クラウド事業の売上高が200億2,800万ドル(前年同期比63%増)と市場予想180億5,000万ドルを大幅に上回ったことが好感されたようです
◎主力の検索連動広告も前年同期比19%増の603億9,900万ドルと市場予想を上回り堅調だった一方で、ユーチューブ広告は98億8,300万ドルに留まり市場予想の99億9,000万ドルを下回りました
◎2026年12月期今期の設備投資計画について、AI需要の拡大を受けて従来の1,750億~1,850億ドルから「1,800億~1,900億ドル」へ上方修正しました
◎一株当たりの四半期配当を0.21ドルから0.22ドルに増額すると発表したほか、AI新興アンソロピックへの最大400億ドルの追加出資を契約するなどAI投資を一段と加速させる姿勢が示されました
メタ・プラットフォームズ<META>
◎2026/04/29(水)終値669.12ドル-2.22ドル
◎この日の通常取引は-0.33%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-7.01%安となりました
◎2026年1-3月期決算は、売上高563億1,100万ドル(前年同期比33.1%増)が市場予想555億5,660万ドルを上回り、一株当たり利益10.44ドルも市場予想6.67ドルを上回りました
◎4-6月期の売上高見通しは580億~610億ドルとし、中心値が市場予想594億8,000万ドルとおおむね一致しました
◎しかし、2026年12月期今期の設備投資計画について、AI開発向けのインフラ拡張を背景に、従来の1,150億~1,350億ドルから1,250億~1,450億ドルへ増額し、市場予想1,226億4,000万ドルも上回り、将来の収益を圧迫するとの警戒感を招いたようです
◎また、ネット広告収入が順調に伸び純利益は前年同期比61%増となったものの、SNSアプリの1日あたり利用者数が35億6,000万人と市場予想の36億2,000万人に届かなかったことも嫌気されたようです
◎マーク・ザッカーバーグCEOは高度AI開発に資金を「全振り」する姿勢を鮮明にしており、データセンターの構築費用や部品価格の上昇がコスト増の要因となっているようです
クアルコム<QCOM>
◎2026/04/29(水)終値156ドル+6ドル
◎この日の通常取引は+4%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+13.46%高となりました
◎2026年1-3月期決算は、売上高105億9,900万ドル(前年同期比2.2%減)が市場予想105億9,050万ドルを上回り、一株当たり利益2.65ドルも市場予想2.56ドルを上回りました
◎一方、4-6月期の見通しは、売上高予想92億~100億ドルが市場予想101億9,000万ドルを下回り、一株当たり利益予想2.10~2.30ドルも市場予想2.42ドルを下回りました
◎しかし、主要なハイパースケーラーとのカスタム半導体開発が順調に進み、年後半に初回出荷を予定しているとしてデータセンター事業への参入を公表したことが、今後の成長加速への期待に繋がったようです
◎中国市場での携帯電話向け売上高が4-6月期に底入れし、7-9月期には前期比で増加に転じるとの見通しを示したことも好感されたようです
◎クリスチャーノ・アモンCEOは「データセンター事業への参入にわくわくしている」と強調し、AIが自律的に制御する「フィジカルAI」などの成長分野については6月24日の投資家イベントで詳述するとしています
NXPセミコンダクターズ<NXPI>
◎2026/04/29(水)終値289.25ドル+58.86ドル
◎2026年1-3月期決算と4-6月期の見通しがともに市場予想を上回り、車載や産業向けAI需要の拡大が好感され、前日比+25.54%の急騰となりました
◎1-3月期決算は、売上高31億8,100万ドル(前年同期比12.2%増)が市場予想31億5,739万ドルを上回り、一株当たり利益3.05ドルも市場予想2.98ドルを上回りました
◎また、4-6月期の営業利益見通しの中央値が11億9,700万ドルと、市場予想10億9,000万ドルを大幅に上回ったことも好感されたようです
◎「ソフトウエア定義車両」や、産業機器をAIで制御する「フィジカルAI」向けの需要が拡大しているほか、自動車部門の売上高が中国を含む全地域で前年比6%増と、EV(電気自動車)の販売減速懸念を打ち消す好調さを示しました
◎産業機器およびIoT部門の売上高も前年比24%増と大幅に伸びており、あるアナリストは地域を問わず幅広い景気循環の回復局面に入ったとして、目標株価を250ドルから300ドルに引き上げました
◎これにより、オン・セミコンダクター<ON>+5.95%、テキサス・インスツルメンツ<TXN>+1.59%なども買われました
シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>
◎2026/04/29(水)終値643.3ドル+64.27ドル
◎2026年1-3月期決算および4-6月期の見通しがともに市場予想を大幅に上回り、前日比+11.09%高となり上場来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高31億1,200万ドル(前年同期比44.1%増)が市場予想29億6,107万ドルを上回り、一株当たり利益4.10ドルも市場予想3.51ドルを上回りました
◎主力のデータセンター向け売上高が前年同期比55%増と大幅に伸長したほか、製品値上げにより調整後売上高総利益率が47.0%(前年同期36.2%)へ劇的に改善したことがサプライズとなったようです
◎また、4-6月期の見通しについても、売上高予想33億5,000万~35億5,000万ドルが市場予想31億6,000万ドルを上回り、一株当たり利益予想4.80~5.20ドルも市場予想3.99ドルを上回りました
◎バンク・オブ・アメリカ<BAC>のアナリストは、2026年6月期今期の収益予想を引き上げ、目標株価を700ドルから840ドルに引き上げました
◎別のアナリストも「次世代技術『熱アシスト記録(HAMR)』によるコスト削減が構造的な利益率向上を支えている」と指摘し、目標株価を550ドルから750ドルに引き上げました
◎これにより、ウエスタン・デジタル<WDC>+5.56%、マイクロン・テクノロジー<MU>+2.8%も買われました
ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>
◎2026/04/29(水)終値71.2ドル-10.87ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を下回り、新規事業に伴うコスト増が収益を圧迫するとの懸念から、前日比-13.24%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高10億6,700万ドル(前年同期比15%増)が市場予想11億3,958万ドルを下回り、一株当たり利益0.38ドルも市場予想0.39ドルを下回りました
◎また、暗号資産(仮想通貨)取引の手数料収入が1億3,400万ドル(前年同期比47%減)と、市場予想1億5,680万ドルに届かなかったことが嫌気されたようです
◎アプリ上での暗号資産取引量が48%減少したほか、オプションや株式取引の手数料も市場予想を下回りました
◎さらに、2026年12月期今期の調整後営業費用などの合計予想を従来の26億~27億2,500万ドルから「27億~28億2,500万ドル」へ引き上げたことも嫌気されたようです
◎7月から開始される子ども向け投資口座「トランプ・アカウント」の構築に向けた追加投資1億ドルが収益の重荷になると見られているようです
◎あるアナリストは、暗号資産取引の不振と新事業関連の費用計上が収益成長の逆風になるとして、目標株価を110ドルから100ドルに引き下げました
ビザ<V>
◎2026/04/29(水)終値334.86ドル+25.56ドル
◎2026年1-3月期決算で売上高と一株当たり利益がともに市場予想を上回ったほか、消費支出の堅調さと大規模な自社株買いが好感され、前日比+8.26%の急騰となりました
◎1-3月期決算は、売上高112億3,000万ドル(前年同期比17.1%増)が市場予想107億5,100万ドルを上回り、一株当たり利益3.31ドルも市場予想3.10ドルを上回りました
◎決済総額が前年同期比9%増と前期の8%増から加速したほか、経営陣が「低所得層を含め消費支出が減少する兆候は見られない」と言明したことで、インフレ下での景気懸念が後退したようです
◎2026年9月期今期の売上高と利益の見通しを上方修正したことに加え、取締役会が新たに200億ドル規模の自社株買いプログラムを承認したことも買い安心感に繋がったようです
オートマチック・データ・プロセッシング<ADP>
◎2026/04/29(水)終値215.06ドル+15.89ドル
◎2026年1-3月期決算で売上高と一株当たり利益がともに市場予想を上回り、今期の業績見通しを引き上げたことが好感され、前日比+7.97%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高59億4,000万ドル(前年同期比7%増)が市場予想58億5,216万ドルを上回り、一株当たり利益3.37ドルも市場予想3.29ドルを上回りました
◎給与計算や職場管理サービスの拡充に向けたAI投資が順調に進捗しているほか、将来の成長を促進する製品・営業組織全体のデジタル化と、それを支える強固な財務力と規模が評価されているようです
◎2026年6月期今期の売上高見通しを従来の約6%増から「6~7%増」へ、調整後利益の見通しも従来の9~10%増から「10~11%増」へ上方修正したことも好感されたようです
Tモバイル US<TMUS>
◎2026/04/29(水)終値198.17ドル+11.45ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回ったほか、通期の顧客獲得見通しを引き上げたことが好感され、前日比+6.13%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高231億700万ドル(前年同期比10.6%増)が市場予想229億8,150万ドルを上回り、一株当たり利益2.27ドルも市場予想2.01ドルを上回りました
◎主力の後払い(ポストペイド)契約件数が21万7,000件増と、市場予想の19万2,800件増を上回る好調な伸びを見せたことが評価されたようです
◎また、2026年12月期今期の新規顧客獲得数見通しについても、従来の90万~100万人から95万~105万人へ上方修正しました
◎イーロン・マスク氏率いるスターリンクと提携し、5Gネットワークと衛星通信を組み合わせたビジネス向けサービス「SuperBroadband」を開始すると発表したことも買い材料視されたようです
◎独通信大手のドイツテレコムによる完全子会社化(経営統合)の観測については、経営陣が「市場の噂にはコメントしない」としつつも、実現には少数株主による別途の承認プロセスが必要になるとの考えを示しました
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