【株価が動いた理由】三井E&S +8.94%~港湾向けクレーンの需要拡大思惑と国内証券の投資判断「買い」で急反発

【株価が動いた理由】三井E&S +8.94%~港湾向けクレーンの需要拡大思惑と国内証券の投資判断「買い」で急反発

三井E&S<7003>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/1/22(水)終値1,608円+132円

✅港湾向けクレーンの需要拡大思惑と国内証券の投資判断「買い」で、前日比+8.94%の急反発となりました


 

◎トランプ大統領が中国への追加関税を2月からかけることを検討しているなどの対中強硬姿勢から、中国製品を他国製品へ置き換える流れが強まるとの思惑から買われました

◎三井E&Sは昨年11月にカリフォルニア州の港湾向けクレーン8基を受注し、さらに12月にはベトナムで港湾クレーンの製造に乗り出すと報じられるなど、中国製品からの置き換え需要を取り込む動きを強めていました

◎米国の港湾クレーンのおよそ80%程度が中国製で、セキュリティ強化の観点から中国製クレーンを排除するため、前政権が港湾インフラへ5年間で200億ドル(約3.1兆円)以上投資すると発表していました

◎シェアトップの中国製クレーンには「LOGINK」という物流管理システムが搭載されており、これにより物流データが中国政府に監視され、悪用されると港湾の麻痺軍事的脅威になるリスクがあるとのことです

◎トランプ大統領は、合成麻薬フェンタニルが中国からメキシコやカナダを経由して輸入されているとして追加関税を言及していることから、港湾向けクレーンの置き換えの流れが強まると連想されたようです

◎また国内の証券会社が、新たに三井E&Sを調査対象とし、中国メーカー排斥の動きや、事業のスリム化など安定的な成長が見込まれるとして、投資判断を「買い」、目標株価を1,950円としたことも好感されたようです

◎さらに昨年12月30日から今年1月20日まで、11日連続下落となっていて反発しやすかったことも背景にあるようです

◎株価は2024年3月高値2,898円から8月安値843円へ下落。その後今年1月6日高値1,873円まで上昇したものの1月21日安値1,446円まで下落。この日は一時1,674円まで上昇しました

 

 

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公開日:2025.1.22

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