【株価が動いた理由】ディスコ -10.33%~エヌビディアの大幅安とトランプ関税への警戒で急落

【株価が動いた理由】ディスコ -10.33%~エヌビディアの大幅安とトランプ関税への警戒で急落

ディスコ<6146>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/2/28(金)終値37,570円-4,330円

エヌビディア大幅安と米関税政策への警戒で、前日比-10.33%の急落となりました


 

◎エヌビディアが好決算を発表しましたが、市場の高すぎる期待を満たせず-8.47%の大幅安となったことが波及し、国内の半導体関連株も軒並み下落しました

◎エヌビディアの増収率が減速し成長が鈍化したことや、利益率が低下したことが不安視されました

◎トランプ政権が3月4日にカナダとメキシコに対し25%、中国に対し追加で10%の関税を課すと発表し、米景気の先行き不透明感が高まったことも売り材料視されました

◎ディスコは2024年第3四半期時点で売上比率2位の台湾の19%を引き離し、中国向けが37%で1位であることも下げ幅を広げた背景にあるようです

◎ディスコは先週21日付けのあるアナリストのリポートで、2026年3月期下期までは前四半期比で横ばいで推移するとし、投資判断を「買い」から「中立」に引き下げられ株価は弱い動きとなっていました

◎市場では、AI(人工知能)関連の需要は引き続き旺盛と見られるものの、米ハイテク株の下落がさらに広がる可能性があり、また米国の関税政策が日本にも及ぶかは不透明なことから、半導体やAI関連を中心に日本株の上値を抑える要因になるとの警戒感もあるようです

◎これらを受け、アドバンテスト<6857>-8.77%、レーザーテック<6920>-7.15%、フジクラ<5803>-7.32%なども大幅安となり、日経平均も一時1,400円を超える下落となりました

◎株価は2024年7月上場来高値68,850円から9月昨年来安値31,730円へ下落。その後今年1月23日高値53,680円まで上昇しましたが、この日は一時37,060円まで下落しました

 

 

 

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