【株価が動いた理由】日経平均 -2.96%~米中貿易摩擦の懸念から米株安や円高ドル安が進行し自動車株や中国関連株など下落

【株価が動いた理由】日経平均 -2.96%~米中貿易摩擦の懸念から米株安や円高ドル安が進行し自動車株や中国関連株など下落

日経平均


💡株価が動いたポイント

✅2025/4/11(金)終値33,585.58円-1,023.42円

✅始値33,951.25円、高値33,953.29円、安値32,626.58円

✅年初来高値40,288.8円、年初来安値30,792.74円

✅米株安や円高ドル安の進行で、前日比-2.96%の下落となりました



◎米中貿易摩擦の激化が懸念され、米株式市場が下落した流れを受け、東京市場も一時-1,982.42円の大幅安となりました

◎トランプ大統領は中国に累計125%の追加関税を課すとしていましたが、3月までの20%の追加関税と合わせて税率が145%になると明らかにし、米中貿易摩擦の激化から世界的な景気減速が懸念され、リスクオフムードが高まりました

◎また、低リスク通貨と見られている円が買われ、一時1ドル=142.87円まで急速に円高ドル安が進行したことも下落に拍車をかけました

◎前日の日経平均が+2,925.36円と史上2位の上げ幅で、売りが出やすかったことも背景にあるようです

◎しかし、それ以上の悪材料が出ることもなく、売られすぎの反動から値を戻す動きと、好決算ベイカレント<6532>や高配当株が買われ、日経平均の下げ幅は取引終了に向けて縮小しました

◎円高進行による輸出採算の悪化懸念から、トヨタ自動車<7203>-4.83%、本田技研工業<7267>-2.48%、日産自動車<7201>-6.27%、マツダ<7261>-3.82%、SUBARU<7270>-3.25%などの自動車株が売られました

◎また、ベトナム政府が米相互関税回避のため、自国経由で米国に輸出される中国製品の取り締まり強化を準備中と伝わり、中国関連株ファナック<6954>-3.2%、安川電機<6506>-4.76%なども大幅安となりました

◎日経平均にマイナス寄与度が高かった10社は、ファーストリテイリング<9883>-2.04%、アドバンテスト<6857>-4.59%、テルモ<4543>-6.36%、ソニーグループ<6758>-7.4%、中外製薬<4519>-6.43%、リクルートホールディングス<6098>-5.04%、信越化学工業<4063>-4.7%、TDK<6762>-4.46%、日東電工<6988>-5.62%、バンダイナムコホールディングス<7832>-4.61%でした

◎日経平均採用銘柄の内、203銘柄が下落、22銘柄が上昇し、全面安の様相です

 

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