【株価が動いた理由】大阪チタニウムテクノロジーズ -4.59%~今期の大幅減益・減配予想で大幅安

【株価が動いた理由】大阪チタニウムテクノロジーズ -4.59%~今期の大幅減益・減配予想で大幅安

大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>

💡株価が動いたポイント

✅2025/5/19(月)終値1,538円-74円

✅始値1,595円、高値1,599円、安値1,515円

✅年初来高値2,215円、年初来安値1,293円

✅今期の大幅減益・減配予想を発表し、前日比-4.59%の大幅安となりました


 

◎2026年3月期今期営業利益予想40億円(前期比60.4%減)が市場予想99億円を大きく下回り、年間配当予想15円(前期実績50円)が大幅減配となる見込みとなり売られました

◎今期はチタン鉱石の価格下落によって輸出向け販売価格の一時的な低下が見込まれ、また一般産業用途向け主体の国内スポンジチタンの需要低迷や在庫調整による大幅な販売減少が前期に続いて見込まれるためととのことです

◎一方で、欧州エアバスの航空機向けやエンジンの整備や修理などに利用するスポンジチタンの需要は堅調と見込まれています

◎チタンの多くが航空機に採用されていることから同社の業績は航空機製造の各社と連動性が強く、ボーイング<BA>が4月23日に好決算を発表していたことで大阪チタニウムにも好業績期待が高まっていましたが、大幅減益予想が開示されたためにネガティブ・サプライズとなったようです

◎同社は期初に今期見通しを保守的に出す傾向があり、チタン販売価格の下げ止まりや販売増があれば、見通しを上回る可能性があるとの声もあるようです

◎2025年3月期前期売上高は519億1,400万円(前々期比6.2%減)、営業利益は100億8,800万円(同21.7%増)となり、年間配当は45円から50円(前々期の実績70円)へ上方修正されました

◎前期のチタン事業は値上げや円安効果でセグメント営業利益が前々期比17.7%増となり、高機能材料事業は半導体関連製品の販売増効果により黒字転換を果たしました

◎同社の決算は15日取引終了後に開示され、16日安値1,511円まで売られ、その後は反転し1,612円で取引を終了していました。今日は一時1ドル=144円台まで円高ドル安が進行したこともあり、あらためて売られたようですが安値は1,515円で前日の安値は下回りませんでした

 

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