【株価が動いた理由】富士電機 +14.19%~今期予想の上方修正で急騰し年初来高値を更新

【株価が動いた理由】富士電機 +14.19%~今期予想の上方修正で急騰し年初来高値を更新

富士電機<6504>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/1(金)終値8,652円+1,075円

✅始値8,777円、高値8,797円、安値8,458円

✅年初来高値8,797円、年初来安値4,620円

✅今期予想の上方修正を発表し、前日比+14.19%の急騰となり年初来高値を更新しました


 

◎2026年3月期今期売上高予想を1兆1,550億円(前期比2.8%増)へ従来予想1兆1,400億円から上方修正し、営業利益予想を1,245億円(同5.8%増)へ従来予想1,180億円から上方修正したことが好感されました

◎今期売上高予想は市場予想1兆1,362億円を上回り、今期営業利益予想も市場予想1,160億円を上回っており、営業利益は5年連続での過去最高を更新する見込みです

◎足もとの業績推移を反映させたとしており、データセンター向け電源システムや教育現場向けICT(情報通信技術)関連などが当初想定より伸びそうなためとのことです

◎2025年4-6月期売上高は2,479億1,600万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は180億9,100万円(同4.9%増)となり、データセンター等のエネルギーや制御システム等のインダストリー分野のけん引によって同期間での過去最高を更新しました

◎なお、4-6月期純利益は109億2,500万円(同4.8%減)と下振れましたが、これは為替差損の発生が響いたとのことです

◎2025年7-9月期の想定為替レートは対ドルが140円、対ユーロは154円で4-6月期から変わりはなく、1円円安での為替感応度は対ドルで-5,000万円、対ユーロで+3,000万円としています

◎受注状況を踏まえれば良好な事業環境は続くとの見方で、下期は市場環境や顧客の投資タイミングなどを精査し、必要であれば中間決算発表時に修正するとの意向が示されました

◎あるアナリストは、データセンター向け需要増が期待できる上に、PER(株価収益率)も14.9倍と割高感が感じられないと述べました

◎株価は1月2日高値8,720円から4月7日年初来安値4,620円へ下落。その後はもみ合いを経て上昇傾向で、この日は一時8,797円まで上昇し、年初来高値を更新しました

 

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