富士電機<6504>
💡株価が動いたポイント
✅2025/7/24(木)終値7,352円+259円
✅始値7,393円、高値7,498円、安値7,170円
✅年初来高値8,720円、年初来安値4,620円
✅アルファベットのデータセンター投資増額や、原発新設の動きで、前日比+3.65%の大幅高となりました
◎アルファベット<GOOGL>がAI(人工知能)クラウドサービスへの需要が強いことから、2025年中の設備投資を従来の750億ドルから850億ドルに100億ドル増額すると発表したことが注目され、データセンター関連株が買われました
◎富士電機はデータセンターにおける電気設備のシステム設計・据付工事、フィールドサービス部門による保守・サービスまでを一括で請け負う事業を展開しており、グーグルクラウドのサービスパートナーとしての納入実績も有しているため、恩恵ありとの見方が広がったようです
◎また、美浜原子力発電所での原発新設を目指す関西電力<9503>+1.18%が福井県美浜町を午前に訪問し、町議らから地質調査に対する異論が出なかったと報じられたことも注目されたようです
◎この報道を受けて三菱重工業<7011>+5.55%や日立製作所<6501>+3.89%など原発関連株が軒並み堅調に推移しており、富士電機は原発関連株としても買い材料視されたようです
◎関西電力では原発新設の理由としてデータセンター増設による電力需要の増加を挙げており、アルファベットによる日本国内でのデータセンター増設観測もあり、富士電機の収益拡大期待が高まりました
◎富士電機の株価は、2024年4月上場来高値10,640円から今年4月7日年初来安値4,620へ下落。春以降は6,500円前後でもみ合っていましたが、この日は一時7,498円まで上昇しボックス圏を抜けました。しかし、年初来高値8,720円とはまだ大きく離れています
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