【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ +10.39%〜純利益が黒字転換し市場予想を上回り上場来高値を更新

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ +10.39%〜純利益が黒字転換し市場予想を上回り上場来高値を更新

ソフトバンクグループ<9984>


💡株価が動いたポイント

✅2025/8/8(金)終値13,865円+1,305円

✅始値13,000円、高値14,390円、安値12,930円

✅年初来高値14,390円、年初来安値5,730円

✅好決算を発表し、前日比+10.39%の急騰となり上場来高値を更新しました



◎2025年4-6月期純利益が4,218億円の黒字(前年同期は1,742億円の赤字)に転換し、市場予想の1,000億円の黒字も大幅に上回ったことが好感されました

◎米ハイテク株が堅調に推移する中、投資事業「ビジョン・ファンド」が収益を押し上げたようです

◎また、ソフトバンクGが重視する、保有株式価値から純有利子負債を差し引いた「時価純資産(NAV)」が、3月末の25.7兆円から6月末に32.4兆円まで増加したことも好感されたようです

◎この日の上昇を踏まえてもソフトバンクGの時価総額は約20.4兆円で、NAVの32.4兆円を大きく下回る割安状態「NAVディスカウント」となっています

◎以前は時価総額のディスカウント率50%(時価総額がNAVの半分)程度だったのが、8月6日時点でディスカウント率が39.8%とのことで、今日の時価総額でのディスカウント率は約31.1%にまで改善しています

◎背景には、米国のAI(人工知能)インフラ投資「スターゲート計画」や、オープンAIが評価額を約5,000億ドルで協議中との報道などへの期待もあるようです

◎さらに、あるアナリストは、英半導体設計大手アーム・ホールディングスとの協業強化に触れ、「2027年3月期来期に自社開発のAIチップが進展すれば、NAVディスカウントがさらに縮小するきっかけになり得る」との見方を示しました

◎ソフトバンクGの株価は4月7日年初来安値5,730円以降は上昇傾向で、この日は一時14,390円まで上昇し、上場来高値を更新しました

 

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