【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +16.72%~提携先の米サンディスク株の急騰でつれ高

【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +16.72%~提携先の米サンディスク株の急騰でつれ高

キオクシアホールディングス<285A>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/5(金)終値3,065円+439円

✅始値2,840円、高値3,115円、安値2,814円

✅年初来高値3,250円、年初来安値1,510円

✅提携先の米サンディスク株が中国向け販売増の期待で急騰し、前日比+16.72%の急騰となりましました


 

◎4日の米国市場でフラッシュメモリー大手サンディスクが前日比+17.9%急騰となり、提携関係にあるキオクシアもつれ高しました

◎キオクシアはサンディスクと四日市工場のフラッシュメモリー新製造棟における共同投資について合意するなど、協業関係にあります

◎サンディスクの上昇は、米国政府が半導体製造装置の輸出規制を強化し、韓国のサムスン電子とSKハイニックスに対する、中国工場向けの米国製半導体製造装置の購入を認める特例措置を撤回したことが買い材料視されました

◎サムスン電子とSKハイニックスは、電源オフでもデータを保存できるNAND型フラッシュメモリーのシェア1位と2位で、この規制によりキオクシアとサンディスクに恩恵があると見られているようです

◎この規制により、需給面からフラッシュメモリー価格の上昇圧力が強まる可能性が高まり、これも収益拡大に繋がると見られたようです

◎サムスン電子やSKハイニックスと異なり、中国に工場がないサンディスクやキオクシアは中国向けでこれまで不利な状況でしたが、今後は競争面で同条件になることから、メリットは大きいと期待する向きもあるようです

◎パソコンなどのデータ保存に使う記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)が、中国での需要が拡大する中、価格上昇が続いています

◎データの保存に使うソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の市況には底入れ感があり、サンディスクやキオクシアを取り巻く事業環境は改善しつつあります

◎世界的にデータセンター向けの引き合いは堅調であり、大容量品は今後も値上がりが続くとの見方が強いことも、背景にありそうです

◎キオクシアの株価は、3月18日上場来高値3,250円から4月7日年初来安値1,510円へ下落。この日は一時3,115円まで上昇し、上場来高値が視野に入ってきました

 

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