【株価が動いた理由】安川電機 +9.51%~SBGがロボット事業を買収し「フィジカルAI」が投資テーマに浮上し急騰

【株価が動いた理由】安川電機 +9.51%~SBGがロボット事業を買収し「フィジカルAI」が投資テーマに浮上し急騰

安川電機<6506>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/9(木)終値4,030円+350円

✅始値3,878円、高値4,065円、安値3,810円

✅年初来高値4,740円、年初来安値2,582円

✅フィジカルAI関連として注目が高まり、前日比+9.51%の急騰となりました


 

ソフトバンクグループ<9984>+11.48%が、スイス重電大手ABBのロボット事業の買収を発表し、孫正義会長兼社長が「次のフロンティア」と位置付ける「フィジカルAI」が新たな市場テーマとして強く意識されました

◎「フィジカルAI」とは、現実世界の動きを認識し自律的に判断・行動するAIを指し、ロボットや自動運転への応用が期待されているものです

◎安川電機は産業用ロボットの世界大手で、このテーマの関連銘柄として本命視され、買いが集中したようです

◎先週3日に米エヌビディア<NVDA>+2.2%や富士通<6702>+0.9%と3社で、ロボットを自律的に動かすAI基盤の開発で協業することを発表していました

◎また同じく3日に、早稲田大学発のスタートアップ企業でヒト型ロボットを開発する東京ロボティクスを買収したことも発表しました

◎これらのように安川電機が「フィジカルAI」分野への取り組みを加速しているところに、ソフトバンクGのニュースで注目が高まり、フィジカルAI関連銘柄として買いを集めたようです

◎なお、安川電機は先週3日に決算発表しており、2025年3-8月期(2四半期累計)営業利益は前年同期比1.8%増となりました

◎上期実績や足もとの需要環境などを考慮し、2026年2月期今期営業利益予想を480億円(前期比4.3%減)へ、当初予想430億円から上方修正しています

◎この好決算を受けて、週明け6日に+19.26%の急騰となりました

◎安川電機の株価は、1月22日年初来高値4,740円から4月22日年初来安値2,582円へ下落。以降は上昇傾向で、この日は一時4,065円まで上昇しました

 

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