エムスリー<2413>
◎10:05執筆。決算が好感され、一時前日比+23.47%高となり年初来高値を更新しました
◎2025年4-9月期純利益が227億円(前年同期比31%増)となり、会社計画185億円や市場予想213億円も上回りました
◎製薬会社向けの営業支援や医療現場向けのデジタル化支援などの主力サービスが好調だったほか、M&A(合併・買収)による事業拡大も業績に貢献したようです
◎一方、2026年3月期今期の業績予想は、米政権の政策によりワクチンの治験事業に逆風が吹いていることなどを理由に据え置きました
古河電気工業<5801>
◎11:05執筆。10日に発表したAI(人工知能)データセンター向け冷却製品の増産計画が引き続き好感され、一時前日比+14.6%高となりました
◎この増産計画は、2026年9月の新工場稼働により関連売上高が従来予想より伸びる見通しを示すもので、中長期的な業績拡大期待が続いているようです
◎また、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+8.99%やネットワーク機器のシスコシステムズ<CSCO>+3.13%がAI関連で好調な見通しを示したことも、データセンター需要への期待を後押しする背景となったようです
いすゞ自動車<7202>
◎11:13執筆。アナリストが目標株価を引き上げたことや、円安の進行が好感され、一時前日比+15.07%高となり年初来高値を更新しました
◎あるアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を2,300円から2,500円へ引き上げました
◎また、円相場が一時1ドル=155円台まで円安が進行していることも、輸出採算の改善期待から買いを後押ししているようです
◎昨日12日に発表した2025年4-9月期の連結営業利益1,064億円(前年同期比21.1%減)が、市場予想1,041億円を上回ったことも、引き続き安心感となっているようです
Abalance<3856>
◎11:25執筆。2025年7-9月期決算短信の開示延期を発表したことが嫌気され、一時前日比-28.61%安と急落しました
◎外部の第三者委員会が、「監査等委員会による2024年3月13日付調査報告書に関する再調査」や「大和町太陽光発電所に係る減損および申請書類に対する調査」などに関する調査を行い、現在も継続していることから不透明感が高まったようです
◎財務諸表への影響が未定なため、監査法人から期中レビュー報告書の発行が困難と報告され、決算短信の開示を延期したようです
◎延期後の決算発表は2026年1月13日を予定しており、第27期半期報告書の提出期限の延長申請も検討しているようです
ソフトバンクグループ<9984>
◎09:55執筆。前日からの利益確定売りの流れと、米ハイテク株安も重荷となり、一時前日比-6.25%安と続落しました
◎11日発表の2025年4-9月期純利益は市場予想を大きく上回りましたが、ここ数カ月の急上昇に対する過熱感への警戒もあり、利益確定売りが出たようです
◎市場では、好業績の出遅れ銘柄に買いを入れるため、まだ利益が出ている同社株などに換金売りを出している投資家が多いとの見方もあるようです
◎また、米ハイテク株が下落し、傘下のアーム・ホールディングス ADR<ARM>が-0.66%安と下落が続いていることも重荷となったようです
住友ゴム工業<5110>
◎11:10執筆。決算が好感され、一時前日比+9.18%高と急伸し、年初来高値を更新しました。
◎2025年12月期今期業績見通しで、売上収益は1兆2,000億円へ下方修正しましたが、営業利益は840億円(前期比7%増)で据え置き、市場予想819億円を上回りました
◎北米での値上げによる一部タイヤの販売落ち込みが懸念されていましたが、利益予想を確保したことで先行き不透明感が後退したと見られたようです
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>
◎10:15執筆。2025年7-9月期営業利益が市場予想を下回ったことが嫌気され、一時前日比-6.27%安と続落しました
◎7-9月期営業利益が413億円(前年同期比1%増)となり、市場予想427億円を下回りました
◎新規出店費用や人件費の増加が重荷となったことが背景のようです
◎一方、AIや半導体関連銘柄から内需株に物色対象が移っており、株価は堅調に推移する可能性があるとの見方もあるようです
テルモ<4543>
◎10:30執筆。2026年3月期今期純利益予想を下方修正したことが嫌気され、一時前日比-4.73%安となりました
◎今期純利益予想を従来予想1,430億円から1,360億円(前期比16%増)へ下方修正しました
◎英医療機器会社や、中国企業が保有するドイツの医薬品関連工場の買収に伴う関連費用140億円などが重荷となるようです
◎また、出資先の米国企業との独占販売契約の見直しに伴う損失計上なども要因のようです
◎一方、カテーテルや採血関連製品の販売が好調なほか、想定為替レートを従来より円安に見直したことで、今期売上高予想は従来予想1兆500億円から1兆1,080億円(前期比7%増)へ上方修正しました
トレンドマイクロ<4704>
◎10:45執筆。好決算と自社株買いが好感され、一時前日比+2.7%高となりました
◎2025年1-9月期純利益が269億円(前年同期比2%増)となったことが買い材料視されたようです
◎人件費や外注費などのコスト減が利益を押し上げたようです
◎また、最大100億円(発行済み株式総数の1.27%に当たる167万株が上限)の自社株買いを発表したことも好感されたようです
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
◎10:45執筆。ハイテク株からバリュー(割安)株に資金を移す動きが続き、一時前日比+2.75%高となり上場来高値を更新しました
◎PBR(株価純資産倍率)が低く、8月以降もみ合いが続いていた銀行株の割安さが注目され買われているようです
◎また、14日に控えた決算発表を期待した「先回り買い」もあるようです
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