【株価が動いた理由】日経平均、キオクシア、ソフトバンクグループ、サンリオ、三菱地所、キッコーマン、KDDI(11/21)
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日経平均

キオクシアホールディングス<285A>

ソフトバンクグループ<9984>

サンリオ<8136>

三菱地所<8802>

キッコーマン<2801>

KDDI<9433>

【株価が動いた理由】日経平均、キオクシア、ソフトバンクグループ、サンリオ、三菱地所、キッコーマン、KDDI(11/21)

日経平均

◎10:30執筆。米国株市場が全面安となり、一時前日比-2.53%安となりました

◎前日の米株式市場でハイテク株が下落し、好決算を発表したエヌビディア<NVDA>-3.15%も最終的に下げに転じたことから、東京市場でも半導体関連株中心に下落しています

東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連銘柄が軒並み大幅安となりました

◎一方、内需関連の好業績銘柄には資金シフト的な買いが向かい、ニトリホールディングス<9843>、花王<4452>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、リクルートホールディングス<6098>などは上昇し、全面安の展開は回避されています

◎日経平均採用銘柄の内、現時点で163銘柄が上昇、61銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなっています


キオクシアホールディングス<285A>

◎09:35執筆。米ハイテク株安や、協業先の米メモリ大手サンディスクの急落が嫌気され、一時前日比-17.6%安となりました

◎エヌビディアの決算発表後にAI(人工知能)関連株の過熱感が意識され、米ハイテク株を中心に下落し、東京市場でも半導体関連株に売りが広がりました

◎また、工場を共同運営するサンディスクが-20.32%安と急落したことも売り要因となったようです


ソフトバンクグループ<9984>

◎10:10執筆。米ハイテク株安によるファンドへの悪影響懸念で、一時前日比-10.71%安と急落しました

◎前日の米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が-2.15%下落したことを受け、同社が運用するファンドの損益が悪化することへの懸念が広がったようです

◎なお、米オハイオ州のEV(電気自動車)工場改修に最大30億ドルを投資し、AI(人工知能)データセンター向け機器を製造すると報じられましたが、材料視する向きは限定的だったようです


サンリオ<8136>

◎09:40執筆。自社株買いの発表が好感され、一時前日比+5.78%高となりました

◎発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.34%にあたる330万株、150億円を上限に市場で買い付ける方針です

◎5日の2025年4-9月期決算発表後、前日までで株価が-29.76%下落しており、会社側は「適切な株価水準を下回っている」として実施を決めたようです


三菱地所<8802>

◎10:05執筆。あるアナリストが投資評価「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を3,700円から4,100円に引き上げ、一時前日比+4.08%高となりました

◎アナリストは、丸の内を中心とするオフィス賃料増額の加速や、欧米豪での住宅・物流施設・データセンターなどが好調に進捗しているとし、2026年3月期今期の利益予想を上方修正したようです

◎利益成長と株主還元によりROE(自己資本利益率)の改善が続くと見ているようです


キッコーマン<2801>

◎10:17執筆。製品の値上げへの懸念もありましたが、AI関連株が売られ、内需関連株が買われる展開で、一時前日比+3.2%高となりました

◎2026年3月1日納品分から、料理用清酒・リキュールが希望小売価格で約3〜15%、デルモンテすりおろしシリーズが約10〜20%の値上げを発表しました

◎原材料価格の上昇分を価格転嫁するのが目的とのことです

◎朝方には-0.82%安となりましたが、内需関連株への資金シフトの流れから反転上昇となりました


KDDI<9433>

◎10:20執筆。日本電気<6701>とサイバーセキュリティ分野の強化に向けた合弁会社の設立を発表したことが好感され、一時前日比+1.23%高と続伸しました

◎両社のシナジーを活用し、政府機関や法人企業向けにサイバーセキュリティソリューションを企画・提案する合弁会社「United Cyber Force」を設立し、28日から活動を開始するようです

◎日本政府が推進する能動的サイバー防御領域などにおいて、国内外で最先端の防衛力とサービス提供を目指す方針を示しました

◎両社は、日本の安全・安心な社会の実現に貢献するため、それぞれの強みを活かし、国内外のサイバー脅威に対応する事業展開を検討していくとのことです

 

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