【株価が動いた理由】キオクシア、住友林業、北海道電力、アドバンテスト、パナソニック、大塚HD(11/26)
目次

キオクシアホールディングス<285A>

住友林業<1911>

北海道電力<9509>

アドバンテスト<6857>

パナソニックホールディングス<6752>

大塚ホールディングス<4578>

【株価が動いた理由】キオクシア、住友林業、北海道電力、アドバンテスト、パナソニック、大塚HD(11/26)

キオクシアホールディングス<285A>

◎09:25執筆。筆頭株主の米投資ファンドのベインキャピタルが、保有株の一部約3,500億円相当を売却すると報じられ、需給悪化への懸念から一時前日比-13.68%安と急落しました

◎ベインが出資する特別目的会社(SPC)を通じ、3,600万株を海外の機関投資家などに売却する予定で、保有比率は51%から44%へ低下する見通しです

◎売却は、市場外で海外の機関投資家などに売り出し、28日に受け渡しを予定しているようです


住友林業<1911>

◎09:34執筆。米国の年内利下げ期待の高まりから米住宅関連株が買われ、米国で住宅事業を展開する住友林業にも買いが波及し、一時前日比+8.36%高となりました

◎9月の米小売売上高や消費者信頼感指数など、経済指標が予想を下回る内容だったことや、利下げに前向きとされる人物が次期FRB議長の有力候補と伝わり、FRB(米連邦準備理事会)の12月利下げ観測が強まりました

◎これにより、住宅需要の持ち直し期待からD.R.ホートン<DHI>+5.78%、ホームデポ<HD>+4.3%など住宅関連株が大幅高となりました

◎これを受け、米国事業の比率が高い住友林業の業績にも恩恵が広がるとの期待感が高まったようです


北海道電力<9509>

◎09:43執筆。北海道知事が、泊原発3号機の再稼働を容認する考えを示す見通しと報じられ、再稼働への進展期待から一時前日比+7.51%高となりました

◎本日開会する定例道議会で、鈴木直道知事が再稼働について「現実的な選択肢としてやむを得ない」との見解を示す方向で調整しているようです

◎同社は再稼働後の電気料金値下げを既に発表しており、知事の容認姿勢で再稼働に向けたハードルが下がるとの見方が好感されたようです


アドバンテスト<6857>

◎10:30執筆。12月の米利下げ観測を背景としたナスダック総合指数+0.67%の上昇が支えとなり、一時前日比+3.17%高と続伸しました

メタ・プラットフォームズ<META>+3.77%がアルファベット<GOOGL>+1.52%のAI(人工知能)半導体の購入を検討していると報じられ、競争激化の懸念からエヌビディア<NVDA>は一時-7.12%安となりましたが、AI市場の拡大期待は根強いようです

◎また、検査装置の需要増加による業績拡大があらためて期待されたことも、買いを後押ししたようです

◎これにより、SUMCO<3436>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>なども買われました


パナソニックホールディングス<6752>

◎10:38執筆。傘下のパナソニックエナジーが、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+1.49%傘下の自動運転企業ズークスへのリチウムイオン電池供給を発表し、事業拡大への期待から一時前日比+4.78%高となりました

◎ズークスが米国で展開予定のロボタクシー車両向けに、2026年初頭から最新の円筒形リチウムイオン電池を供給するようです

◎成長が見込まれる自動運転モビリティ分野での採用拡大が、業績貢献に繋がるとの見方から好感されたようです


大塚ホールディングス<4578>

◎10:30執筆。世界初のAPRIL抗体「シベプレンリマブ」が、成人のIgA腎症の治療薬として米食品医薬品局(FDA)より迅速承認を取得したと発表し、一時前日比+6.59%高となり4連騰しています

◎シベプレンリマブはIgA腎症に関わるタンパク質の作用を阻害し、腎障害や末期の腎疾患への進行を遅らせることが期待できる世界初の治療薬です

◎ただし、今後実施されるフェーズ3試験で臨床的な有効性が検証されることが、継続的な承認の条件となる可能性があり、eGFRのデータは2026年初頭に得られる予定です

 

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