【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、アステラス、神戸物産、HIS、メルカリ、日本製鉄、三井住友FG(12/15)
目次

ソフトバンクグループ<9984>

アステラス製薬<4503>

神戸物産<3038>

エイチ・アイ・エス<9603>

メルカリ<4385>

日本製鉄<5401>

三井住友フィナンシャルグループ<8316>

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、アステラス、神戸物産、HIS、メルカリ、日本製鉄、三井住友FG(12/15)

ソフトバンクグループ<9984>

◎10:45執筆。米国市場でAI投資への懸念からハイテク株が下落した流れを受け、一時前日比-7.59%安と急反落しました

ブロードコム<AVGO>-11.42%の決算が市場予想に届かなかったことや、オラクル<ORCL>-4.46%のデータセンター建設遅延報道を受け、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)-5.09%が大幅安となり、東京市場でもAI関連株に売りが波及しました

◎また、出資先のアーム・ホールディングス ADR<ARM>-3.85%の下落への警戒感も重荷となったようです

◎これにより、キオクシアホールディングス<285A>、アドバンテスト<6857>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、ソシオネクスト<6526>、日本マイクロニクス<6871>、ローム<6963>なども売られました


アステラス製薬<4503>

◎10:42執筆。AI投資への懸念からハイテク株が売られる中、ディフェンシブ銘柄への資金シフトが鮮明となり、一時前日比+3.21%高の2,121円まで上昇し年初来高値を更新しました

◎前週末の米国市場でAI関連株が下落した流れを受け、東京市場でも値がさハイテク株が売られる一方、景気変動の影響を受けにくい医薬品株などに買いが集まりました

◎これにより、第一三共<4568>、塩野義製薬<4507>、小野薬品工業<4528>などの医薬品株も堅調に推移しており、相場の下支え役となっているようです


神戸物産<3038>

◎10:50執筆。中期経営計画の目標を上回る営業増益見通しを発表し、一時前日比+9.11%高となりました

◎2026年10月期今期営業利益予想は430億円(前期比8%増)と、中期経営計画目標の410億円を上回る過去最高益を見込んだことが好感されたようです

◎物価高による節約志向を背景に、価格競争力の高いプライベートブランド(PB)商品などの需要取り込みが続く見通しです

◎あるアナリストは、実績を踏まえると計画は保守的であり、円安進行による業績への悪影響も限定的との見方を示しました


エイチ・アイ・エス<9603>

◎09:45執筆。2026年10月期今期の大幅な最終増益見通しを発表し、一時前日比+7.7%高となりました

◎今期純利益予想は90億円(前期比91%増)、営業利益予想は140億円(同20%増)を見込んでいます

◎2025年10月期前期は特別損失の計上で最終減益となりましたが、コロナ禍からの業績回復基調が好感されたようです


メルカリ<4385>

◎11:00執筆。アナリストによる目標株価の引き上げが好感され、一時前日比+4.68%高となりました

◎アナリストは、投資判断「Neutral」を維持し、目標株価を2,700円から3,200円へ引き上げました

◎市場では、不振だった米国事業のコスト大幅削減や、競争激化が見込まれるスキマバイト事業「メルカリハロ」からの撤退など、利益重視の経営姿勢への転換が再評価されているようです


日本製鉄<5401>

◎09:30執筆。中長期経営計画を発表しましたが、大規模投資による財務負担が懸念され、一時前日比-4.55%安となりました

◎2030年度までの5年間で総額6兆円規模の設備投資・事業投資を実施し、海外での成長を目指すと発表しました

◎一株当たりの年間配当下限を24円とする方針なども発表しましたが、巨額投資に伴う財務悪化への警戒が上回り、好材料視されなかったようです


三井住友フィナンシャルグループ<8316>

◎10:00執筆。日銀の追加利上げ観測報道を受け、金利上昇による収益改善期待から買われ、一時前日比+2.31%高となり上場来高値を更新しました

◎報道によると、日銀は18~19日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、0.75%とする最終調整に入ったようです

◎利ざや(貸出金利と預金金利の差)拡大への期待感から、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>などの銀行株も上昇しました

 

【関連記事】
バフェット氏も注目!高配当な「総合商社」5選
中国との関係次第で株価が変動しやすい日米株6選
2026年注目の日米株「投資テーマ」
AI投資で需要増大!データセンター・電力関連の日米株8選
25年以上連続増配!「配当貴族」関連の米国株10選
米国の燃費規制緩和へ!日米の自動車/エネルギー株9選
ロボティクスとフィジカルAIで注目の日米株10選

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。