【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、武田薬品、クボタ、丸紅、三菱UFJ、レゾナック(12/16)
目次

ソフトバンクグループ<9984>

武田薬品工業<4502>

クボタ<6326>

丸紅<8002>

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

レゾナック・ホールディングス<4004>

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、武田薬品、クボタ、丸紅、三菱UFJ、レゾナック(12/16)

ソフトバンクグループ<9984>

◎09:50執筆。出資先のアーム・ホールディングス ADR<ARM>-4.98%が大幅に続落し、一時前日比-4.45%安となりました

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+0.18%のアナリストが、アームの投資判断を「中立」から「売り」へ、目標株価を160ドルから120ドルへ引き下げたことが嫌気され、アームは4日続落となりました

◎アナリストは、売上高の約60%を占めるスマートフォン市場への依存度が高く、成長余地が乏しいと指摘しています

◎また、AIカスタムチップ開発に向けた研究開発費の増加により、今後数年間は利益率や財務レバレッジが低下するとの見通しを示しました

◎引き続き、AI関連株からディフェンシブ株などへの資金シフトが続いていることも背景のようです




武田薬品工業<4502>

◎10:30執筆。引き続きハイテク株から医薬品株に資金を移す動きが見られ、一時前日比+1.04%高となりました

◎医薬品株は日経平均が上昇する中で出遅れ感があったため、物色が広がったようです

◎関税や薬価引き下げなどの逆風はあるものの、悪材料の織り込みが進んでいることや、高配当が評価された側面もあるようです

◎この流れから、テルモ<4543>、協和キリン<4151>、塩野義製薬<4507>、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、小野薬品工業<4528>なども上昇しました


クボタ<6326>

◎10:18執筆。あるアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を2,000円から3,000円へ引き上げたことが好感され、一時前日比+3.94%高となりました

◎このアナリストは、1月から刷新される新体制のもと、収益力の回復を軸とした新中期経営計画に注目しており、投資判断を2段階引き上げたようです

◎関税の影響は値上げなどでカバーできると見込んでおり、2026年が転機の1年になると評価したようです


丸紅<8002>

◎11:03執筆。あるアナリストが、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下げたことが嫌気され、一時前日比-3.03%安となりました

◎目標株価は3,810円から4,350円へ引き上げましたが、大手5商社の中で株価が最も上昇したことで、目標株価までの上値余地が相対的に小さくなったと指摘したようです

◎また、2027年3月期来期に向けて他商社の方が利益成長や株主還元の変化率で魅力が高いとの見方を示したことも売り材料となったようです

◎12日の年初来高値を更新まで上昇が続いていたため、利益確定売りが出やすかったことも背景のようです


三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

◎11:04執筆。インドのノンバンクへの出資検討が報じられ、一時前日比+0.7%高と連日で上場来高値を更新しましたが、その後は利益確定売りに押され、一時-1.95%安に転じました

◎印シュリラム・ファイナンスに約6,000億円を出資する方向で検討に入ったと報じられ、成長市場での収益拡大期待から買いが先行しました

◎しかし、一巡後は高値警戒感による利益確定売りや、相場全体の地合いの悪さが重荷となったようです


レゾナック・ホールディングス<4004>

◎10:00執筆。EU(欧州連合)からカルテルに関与した元子会社の制裁金について、連帯支払いを求められたことが嫌気され、一時前日比-4.49%安となりました

◎EUの欧州委員会は、車載電池メーカーなどによるカルテルに対し制裁金を科し、そのうち同社の元子会社分について一部を連帯して支払うよう求めたようです

◎レゾナックは、財務的な影響は織り込み済みで業績修正はないとしていますが、ネガティブな材料として意識されたようです

 

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