💡この記事のポイント
✅中東情勢の悪化で不安定な相場に
✅株価急落は投資家にとってチャンスの可能性も
✅押し目買い候補の日本株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅ソフトバンクグループ、任天堂、JX金属

✅中東情勢の悪化で不安定な相場に
✅株価急落は投資家にとってチャンスの可能性も
✅押し目買い候補の日本株をご紹介
✅ソフトバンクグループ、任天堂、JX金属
株価急落は押し目買いのチャンスか
ソフトバンクグループ<9984>
任天堂<7974>
JX金属<5016>
キオクシアホールディングス<285A>
住友金属鉱山<5713>
芝浦メカトロニクス<6590>
すかいらーくホールディングス<3197>
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
双日<2768>
日本電気<6701>
イビデン<4062>
トヨタ自動車<7203>
2月26日に史上最高値となる59,332.43円を記録した日経平均ですが、その後は米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに3月9日には一時51,407.66円まで急落しました。これまで順調に推移していた銘柄の多くが下落を余儀なくされ、日経平均はわずか数日間で値幅にして8,000円近く急落することとなりました。米国現地時間11日には、トランプ大統領が戦争の勝利宣言を行ないましたが、株式市場ではその後も乱高下が続いています。
ただ、見方を変えれば、株価の急落は投資家にとって安く買えるチャンスでもあります。実際、これまでのさまざまなショックでも時間の経過や状況の落ち着きとともに市場は回復していき、後から見れば絶好の買い場だったということもありました。特に戦争の影響が事業に限定的でも大きく売られている銘柄もありますので、それらの銘柄にとっては久しぶりの“押し目”と考えることもできそうです。
今回は、上昇していたものの直近で下落して押し目となっている銘柄や、売りが続いて安くなっている銘柄をピックアップしました。
AI(人工知能)や半導体、通信などの分野で投資事業を世界展開する持ち株会社です。主なグループ企業として、ソフトバンク<9434>や英半導体設計大手のアーム・ホールディングス ADR<ARM>、3月12日にナスダック市場に上場したPayPay ADS<PAYP>など。また、傘下にはベンチャー投資ファンドのソフトバンク・ビジョン・ファンドがあります。
株価は昨年10月上場来高値6,923.8円以降は調整が続き、今年3月9日には昨年来安値3,436円まで下落。直近では3,500円前後で推移しています。
ゲーム機やソフトの世界的な企業です。「Nintendo Switch 2」が世界的な大ヒットで、2026年3月期今期は大幅な増収増益での着地が見込まれています。ドル建て資産が多く、円安が進むようなら業績の上振れも期待できそうです。
株価は昨年8月上場来高値14,795円をピークに下落が続き、今年2月6日昨年来安値8,326円まで売られました。直近では為替の円安推移もあり、1万円台を回復しています。
非鉄金属の大手で、2025年3月に上場した銘柄です。直近では、資源価格の高騰で株価は上昇ピッチを強め、今年3月3日には上場来高値となる4,768円をつけました。米国とイスラエルによるイラン攻撃で全体相場にツレ安した今が買い場となる可能性もあります。
昨年3月19日に上場し、初値は843円でした。今年3月3日には上場来高値4,768円まで上昇し、その後は調整。直近では4,000円近辺で推移しています。
旧東芝メモリ。半導体メモリー(NAND型)の世界大手企業です。AIデータセンター向けが好調ですが、2026年3月期今期は大幅な増収増益となりそうです。また、AI向け需要の増加を背景に、2027年3月期来期の業績も大幅な拡大が見込まれています。
2024年12月18日に上場し、初値は1,440円でしたが、今年2月13日には上場来高値24,420円まで買われました。その後はやや調整局面となり、直近では21,000円前後で動いています。
金や銅、ニッケルなどの非鉄金属と電子材料が主力。世界有数の品質を誇る金鉱山「菱刈鉱山(鹿児島県)」を保有しており、金(ゴールド)関連の代表的な銘柄です。株価は金価格の上昇を好感し右肩上がりで推移していましたが、直近では調整局面入りしています。
株価は2025年11月安値4,627円から上昇し、今年3月2日には上場来高値13,300円をつけました。その後は金価格の下落などから調整し、直近では1万円前後で推移しています。
半導体やフラットパネルディスプレイなどの製造装置メーカーです。直近の決算発表では2026年3月期今期経常利益予想を一転5%増益に上方修正し、4期連続で過去最高益を更新する見通しを発表しました。2月26日には上場来高値となる6,230円を記録しています。
株価は昨年11月以降は上昇傾向で、今年2月26日には上場来高値6,230円を記録。その後は、地政学リスクの台頭などから直近では4,700円前後で推移しています。
「ガスト」や「バーミヤン」などを展開するファミリーレストランの最大手企業です。足元では、M&A(合併・買収)による業容拡大が期待材料となり株価が急上昇。株主優待でも個人投資家に人気の銘柄です。
株価は2025年10月安値2,743.5円から同年12月には上場来高値となる3,764円まで上昇。その後、株価は乱高下しながら、直近では3,300円前後で推移しています。
銀行、信託、証券、カード事業などを展開する国内最大の民間金融グループです。日銀による金利引き上げで利ざや(貸出金利と預金金利の差)の拡大が期待できることから株価も上昇してきました。予想配当利回りも2.8%と比較的高く、金利上昇局面では注目度が高い銘柄です。
株価は昨年4月昨年来安値1,310円から右肩上がりの上昇が続き、今年2月12日には上場来高値3,087円を記録しました。その後は、調整局面に入り、直近では2,600円前後で推移しています。
2003年に日商岩井とニチメンが統合した総合商社です。自動車や航空などに強みがある一方で、豪州企業と提携して、豪州からレアアースの日本輸入を2025年10月に開始するなど、レアアース関連としても注目されました。
レアアース関連として物色の矛先が向かい、3月3日には上場来高値7,257円まで上昇しました。その後は全体相場の急落に巻き込まれ、直近では6,300円前後で推移しています。
官公庁や企業向けにITサービスを展開。通信インフラの国内トップ企業です。通信システムやセンサーなどで防衛省への納入実績も高く、防衛関連銘柄としての側面もあります。2026年3月期今期は、大幅増益を見込んでいます。
株価は2025年11月昨年来高値6,194円をつけ、その後は調整局面に入り、今年2月24日には安値3,606円まで下落しました。直近では、4,200円前後で推移しています。
米半導体大手のエヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>向けのパッケージ基板を手がけています。AIサーバー向けのパッケージ基板が好調で、2026年3月期今期は大幅な増収増益での着地が見込まれています。
株価は昨年4月昨年来安値1,478円を底に上昇が続き、今年2月24日には上場来高値9,980円をつけました。直近では8,000円前後で推移していますが、1万円台乗せに期待したいところです。
4輪の世界トップ企業です。関税の影響などから2026年3月期今期は増収減益での着地となりそうです。ただ、為替の円安推移は同社にとって強い追い風。1円の円安で年間の営業利益は500億円程度押し上げられると言われています。
株価は2月9日に上場来高値となる4,000円を記録しました。その後は、地政学リスクの台頭などから調整に入り、直近では3,500円前後で推移しています。
記事作成日:2026年3月13日