【株価が動いた理由】パロアルトネットワークス -6.8%~好決算も成長率の鈍化が懸念され急落。アナリストの評価も分かれる

【株価が動いた理由】パロアルトネットワークス -6.8%~好決算も成長率の鈍化が懸念され急落。アナリストの評価も分かれる

パロアルトネットワークス<PANW>

💡株価が動いたポイント 

✅2025/5/21(水)終値181.26ドル-13.22ドル

✅始値184.76ドル、高値185.3ドル、安値178.64ドル

✅年初来高値208.39ドル、年初来安値144.15ドル

✅好決算を発表も成長率の鈍化が懸念され、前日比-6.8%の急落となりました


 

◎2025年2-4月期売上高22億9,000万ドルは市場予想22億8,000万ドルを上回り、一株当たり利益0.80ドルも市場予想0.77ドルを上回りました

◎新たに開示された2025年5-7月期売上高予想24億9,000万~25億1,000万ドルは市場予想25億ドルに沿った数値、一株当たり利益予想0.87~0.89ドルも市場予想0.87ドルに沿った数値となりました

◎2025年4月末時点の残存履行義務(受注残)は135億ドル(前年同期比19%増)と引き続き堅調な収益成長が見込まれますが、2025年5-7月期の売上高成長率は14~15%と若干鈍化する予想で、2025年7月期今期でも売上高成長率は14%に鈍化する見込みであることが嫌気されたようです

◎また、足もとの株価は相互関税ショックで下落した4月7日の年初来安値から反発後、5月中旬以降は200ドル手前の戻り高値水準で上値の重さが見られていたため、目先の材料出尽くしで売られた面もあるようです

◎今回の決算への評価がアナリストによって強弱まちまちであることも不透明感を強めているようです

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>のアナリストは、「買い」を継続し、サイバーセキュリティプロバイダーの業界における戦略的ポジショニングに対する楽観的見方を反映したとして、目標株価を215ドルから231ドルへ引き上げました

JPモルガン・チェース<JPM>のアナリストは、投資判断「アウトパフォーム(強気)」を継続も、売上高や残存履行義務が予想を下回ったとして、目標株価は225ドルから221ドルへ引き下げました

◎また別のアナリストは売上高の減少トレンドに着目し、投資判断「売り」、目標株価130ドルを継続しました

 

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