【株価が動いた理由】ロッキード・マーチン -4.26%~空軍の主力戦闘機の調達が前年から半減するとの報道で急落

【株価が動いた理由】ロッキード・マーチン -4.26%~空軍の主力戦闘機の調達が前年から半減するとの報道で急落

ロッキード・マーチン<LMT>

💡株価が動いたポイント

✅2025/6/11(水)終値456.60ドル-20.30ドル

✅始値464.15ドル、高値464.15ドル、安値443.41ドル

✅年初来高値509.55ドル、年初来安値418.88ドル

✅空軍の主力戦闘機の調達が前年から半減するとの報道で、前日比-4.26%の急落となりました


 

◎米国防総省の調達要請書で、2026年度の空軍の主力戦闘機「F35」の調達を今年見込みの48機から24機へ半減するよう求めたとの報道で売られました

◎ヘグセス国防長官は米国の軍事支出を今後5年間で8%削減する方針を打ち出しており、その意向に沿った措置と報道されています

◎また海軍も空母搭載型F35を、今年度議会が承認した17機から12機に削減する方針とのことです

◎ただし、議会にはロッキードの支持者も多いとのことで、今後の議会で大幅な修正が加えられる可能性もあるようです

◎また別の報道では、これは35億ドルの減額となるが、その分は空軍向けの通常離着陸機であるF-35Aの発注に回されるのではないかと伝えられています

◎さらに、ロッキードの前年の売上高は710億ドルで、35億ドルは5%の減少に過ぎないとも書かれています

◎あるアナリストは、下院歳出委員会はF-35戦闘機を2025年度の68機から2026年度には69機要求しており、大統領の当初の予算要求では、2026年度の国防費が13%増加するとされていたことなどから、これは予算編成でのプロセスであり疑わしいと見ているようです

◎また、「通常の歳出においては、議会が発言権を持つことになる」とし、「下院はF35に追加要求を行っており、その水準の削減は行っていない」と述べました

◎ある報道の見出しには「急落は過剰反応だ」とありましたが、株価は2月14日年初来安値419.7ドル以降は、およそ420~480ドル程度で推移しており、直近はその高値圏だったところでの悪材料で、売られやすかったのかもしれません

 

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