アルファベット<GOOGL>
💡株価が動いたポイント
✅2025/7/23(水)終値190.23ドル-1.11ドル
✅始値191.5ドル、高値192.53ドル、安値189.18ドル
✅年初来高値207.05ドル、年初来安値140.53ドル
✅この日の取引は前日比-0.58%で終えましたが、取引終了後に好決算を発表し、時間外取引で終値比1.82%の上昇となりました
◎2025年4-6月期売上高964億2,800万ドル(前年同期比14%増)が、市場予想939億9,000万ドルを上回りました
◎4-6月期一株当たり利益2.31ドルが、市場予想2.18ドルを上回りました
◎これにより9四半期連続の増収増益となりました
◎事業別では、検索事業の広告収入は541億9,000万ドル(同12%増)で、YouTubeの広告収入は97億9,600万ドル(同13%増)で、共に市場予想を上回りました
◎また、AI(人工知能)需要の拡大で成長するクラウド事業の売上高は136億2,400万ドル(同32%増)と大きく伸び、市場予想を上回りました
◎合わせて、2025年の年間設備投資額の見通しを、従来の750億ドルから850億ドルに引き上げました。これによりAI向けデータセンターの処理能力を高めるようです
◎好決算にも関わらず今のところ上昇が限定的なのは、複数の要因があるようです
◎一つは、グーグルの検索事業における反トラスト法(独占禁止法)違反の行方が不透明であること
◎もう一つは、高いシェアを誇る検索事業が、チャットGPTなどAI検索の成長に押される懸念
◎そして、株価が4月以降上昇を続けていることから、利益確定売りが出やすいことです
◎一方で、自動運転タクシーサービス「ウェイモ」は、米国5都市で3月までに乗客を乗せて合計7100万マイルを走行し実績を積み上げ、4-6月期は12億ドルの損失ではあるものの、将来的な利益貢献が期待されています
◎アルファベットの好決算を受け、AI投資の拡大が続いているとして、時間外取引でブロードコム<AVGO>+2.86%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+1.59%、マーベル・テクノロジー<MRVL>+1.33%、ラム・リサーチ<LRCX>+1.26%、エヌビディア<NVDA>+1.23%、アプライド・マテリアルズ<AMAT>+1.11%などの半導体株も上昇しました
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