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💡株価が動いたポイント
✅2025/7/29(火)終値620.01ドル-80.97ドル
✅始値657.53ドル、高値663.99ドル、安値615.63ドル
✅年初来高値785ドル、年初来安値443.21ドル
✅決算発表が嫌気され、前日比-11.55%の急落となりました
◎2025年4-6月期売上高41億9,300万ユーロ(前年同期比10%増)が市場予想42億6,000万ユーロを下回り、一株当たり利益-0.42ユーロが市場予想+1.98ユーロから一転赤字となったことが嫌気されたようです
◎有料プランの収入が前年同期比12%増となった一方で、月間利用者数(MAU)の6割を占める広告付きプランが同1%減となったことが利益を押し下げたとのことです
◎人件費やマーケティング費用や社会保険料がかさんだことも、利益を圧迫したようです
◎また、新たに開示された2025年7-9月期売上高予想42億ユーロが、市場予想44億7,000万ユーロを下回る控えめなものだったことも売り材料視されたようです
◎最高経営責任者(CEO)は、上半期の加入者数の増加スピードは前年より30%速かったものの、各種広告ツールによる広告収入の拡大は伸びなかったと述べました
◎CEOは「改善効果の発揮まで予想以上に時間がかかっているものの、戦略の問題ではなくて実行上の課題」「現状には満足しておらず、この事業に掲げた野心に自信を持っている」と述べ、現状の戦略を続ける意向を示しました
◎一方で、月間アクティブユーザー数は前年比11%増、プレミアム会員数は12%増と好調な面もあるようです
◎また、ビデオポッドキャストが長時間の番組や講義などが好評で、音声ポッドキャストの20倍の速さで成長し、3億5,000万人以上のユーザーがSpotifyでビデオポッドキャストを見ているとして、CEOは「これは水面下で起こっている非常に大きな出来事であり、私たちのビジネスに影響を与えるだろう」「人々はただの15秒動画ではなく、本当に素晴らしいコンテンツを消費している」と述べました
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