【株価が動いた理由】マイクロソフト +0.13%~取引終了後に好決算を発表し時間外取引で+8.28%の急騰

【株価が動いた理由】マイクロソフト +0.13%~取引終了後に好決算を発表し時間外取引で+8.28%の急騰

マイクロソフト<MSFT>

💡株価が動いたポイント

✅2025/7/30(水)終値 513.24ドル +0.67ドル

✅始値515.17ドル、高値515.95ドル、安値509.44ドル

✅年初来高値518.29ドル、年初来安値344.79ドル

✅決算発表前の様子見で前日比+0.13%の上昇となりましたが、取引終了後に好決算を発表し、時間外取引で+8.28%の急騰となりました


 

◎この日の取引は小幅高で終えましたが、取引時間終了後に発表された決算が好感され、時間外取引で急騰しました

◎2025年4-6月期決算は、売上高が764億4,100万ドル(前年同期比18%増)で市場予想の738億6,000万ドルを上回り、純利益は272億3,300万ドル(同24%増)、一株当たり利益は3.65ドルで、こちらも市場予想の3.37ドルを上回りました

◎これで10四半期連続の増収増益となり、四半期ベースで過去最高益を更新しました

◎生成AI(人工知能)の旺盛な需要を背景に、主力のクラウド基盤「Azure(アジュール)」などの売上高が前年同期比39%増と、市場予想の34%台を大幅に上回り、全体の業績を牽引したようです

◎2025年7-9月期の売上高予想は、中央値で752億5,000万ドルとなり、市場予想の741億5,000万ドルを上回りました

◎最高財務責任者(CFO)は、2026年6月期今期に売上高と営業利益の2桁成長を期待していると述べ、AIインフラへの投資も継続する方針を示し、7-9月期の設備投資額は300億ドルになる見通しと述べました

◎サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、「AIによる世代交代の技術転換期を迎えている」と述べ、同社のAIサービスが好調な業績に貢献していると強調しました

◎マイクロソフトはAI分野で他社の成長に頼るつもりはなく、AIアシスタント「Copilot(コパイロット)」をブラウザの「Edge」の検索機能にさらに統合させるなどの取り組みも行っています

◎またこの日、アナリストの目標株価引き上げなどもあり急騰したマーベル・テクノロジー<MRVL>+7.07%も、マイクロソフトからの受注拡大が見込めるとして時間外取引で一時2%超上昇しました

◎マイクロソフトの株価は、4月7日年初来安値344.79ドルから7月25日年初来高値518.29ドルへ上昇。執筆時点では時間外取引で555.74ドルとなっており、上場来高値更新エヌビディア<NVDA>に続く時価総額4兆ドル達成が視野に入ってきました

 

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