【株価が動いた理由】セールスフォース -4.85%~決算は堅調も業績予想が嫌気され急落

【株価が動いた理由】セールスフォース -4.85%~決算は堅調も業績予想が嫌気され急落

セールスフォース<CRM>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/4(木)終値244.01ドル-12.44ドル

✅始値240.06ドル、高値245.22ドル、安値234.62ドル

✅年初来高値367.09ドル、年初来安値226.48ドル

✅弱い業績予想で成長期待が後退し、前日比-4.85%の急落となりました


 

◎2025年5-7月期売上高102億3,600万ドル(前年同期比9.8%増)が市場予想101億4,000万ドルを上回り、一株当たり利益2.91ドルも市場予想2.78ドルを上回りましたが、買い材料視する向きは限定的となりました

◎今後の確定収入の目安となる残存履行義務(契約済みでまだ実行していない案件)が2025年7月末時点で599億ドルとされ、市場予想594億5,000万ドルを小幅に上回る程度にとどまった点が物足りないととらえられたようです

◎新たに開示された2025年8-10月期売上高予想102億4,000万~102億9,000万ドルは市場予想102億9,000万ドルに対して弱く、一株当たり利益予想2.84~2.86ドルが市場予想2.84ドルに沿った数値にとどまった点も売り材料視されたようです

◎2025年7月末時点の残存履行義務に対して弱めの数値が示されたことで、AI(人工知能)関連サービスが収益を押し上げるとの期待が後退し、失望売りが出たようです

◎2026年1月期今期売上高予想を411億~413億ドルへ従来予想410億~413億ドルから下限を引き上げましたが、引き続き市場予想412億ドルに沿った数値にとどまっています

◎今期の一株当たり利益予想を11.33~11.37ドルへ従来予想11.27~11.33ドルから上方修正し、こちらは市場予想11.31ドルを上回る見通しとなりました

◎また、自社株買いの承認額を300億ドルから500億ドルに引き上げることも発表しました

◎市場では、セールスフォースが成長の柱と掲げる自律型AI「AIエージェント」などが収益を押し上げることへの期待がありましたが、業績の拡大ペースが緩やかであることから、期待が後退し売りに繋がったようです

◎あるアナリストは「投資家に変革を遂げた企業という印象をまだ与えていない」と指摘しており、株価はしばらく上値の重い状態が続くとの見方もあるようです

◎アナリストたちの見方は強弱まちまちとなっており、あるアナリストは投資判断買い」評価と目標株価305ドルを維持しました

JPモルガン・チェース<JPM>のアナリストは、投資判断「買い」を維持し、目標株価を380ドルから365ドルへ引き下げました

ウェルズ・ファーゴ<WFC>のアナリストは、投資判断「中立」を維持し、目標株価を275ドルから265ドルへ引き下げました

◎一方、別のアナリストは、投資判断買い」と目標株価305ドルを維持しました

 

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