クアルコム<QCOM>
💡株価が動いたポイント
✅2025/10/27(月)終値187.68ドル+18.74ドル
✅始値168.95ドル、高値205.95ドル、安値168.82ドル
✅年初来高値205.95ドル、年初来安値120.8ドル
✅データセンター向けAI半導体への参入を発表し、前日比+11.09%の急騰となり年初来高値を更新しました
◎クアルコムが27日、データセンター向けのAI(人工知能)半導体に参入すると発表したことが好感されました
◎AI半導体市場で先行するエヌビディア<NVDA> +2.8%やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD> +2.66%に対抗する形となります
◎「AI200」(2026年提供開始)と「AI250」(2027年投入計画)の2種類のAI半導体を発表し、今後は毎年新製品をリリースする計画のようです
◎これらの半導体は、AIの「推論(AIが答えを生成するプロセス)」に最適化された設計で、低コストで電力効率が高いことが特徴とのことです
◎AIの「学習」向けで独走するエヌビディアとは異なる、「推論」向け市場に特化する戦略のようです
◎また、サウジアラビアの政府系ファンドが設立したAI企業「ヒューメイン」が初期の顧客になったと発表されたことも、好材料となったようです
◎ヒューメインは2026年から、クアルコムのAI半導体を搭載したデータセンターを構築する計画とのことです
◎クアルコムはスマートフォン向け半導体に強みを持っていますが、拡大が見込まれるデータセンター市場への参入で、収益の成長につながるとの期待から買いが集まったようです
◎クアルコムの株価は、4月7日年初来安値120.8ドルから9月24日高値174.44ドルへ上昇。その後10月10日安値153.35ドルまで下落しましたが、この日は一時205.95ドルまで上昇し年初来高値を更新しました
【関連記事】
・日経平均5万円突破!期待の「サナエノミクス」関連23選
・次のダブルバガーを探せ!株価2倍高期待の米国株6選
・株価2倍高「ダブルバガー」期待の日本株8選
・生成AIの次に注目「フィジカルAI」関連の日米株7選
・iPhone 17好調で注目の「アップル関連」日米株8選
・円安・円高で米国株はどうなる?為替の基本をカンタン解説
・新たなテック指数「マグニフィセント・テン(MGTEN)」とは?
・【実践テクニカル教室】ゴールデンクロスとデッドクロス~アップル
