エヌビディア<NVDA>
◎2026/01/20(火)終値178.07ドル-8.16ドル
◎中国の税関当局がAI(人工知能)半導体「H200」の通関申請を受け付けない方針を示したと報じられ、中国事業への不透明感から前日比-4.38%安となりました
◎通関拒否を受けて部品サプライヤーが生産を停止しており、100万件超と見込まれる受注への影響が強く警戒されているようです
◎また、あるアナリストが生成AIブームの「蜜月は終わった」との見解を示し、同社が巨額の投資を行うオープンAIのビジネスモデルや収益化への懸念が再燃したことも、売りを誘った背景のようです
◎さらに、トランプ大統領がグリーンランドを取得するまで欧州8カ国に追加関税を課すとしたことから市場全体がリスク回避姿勢を強め、ブロードコム<AVGO>-5.43%、KLA<KLAC>-5.2%、クアルコム<QCOM>-3.35%など、他の半導体株も売られました
テスラ<TSLA>
◎2026/01/20(火)終値419.25ドル-18.25ドル
◎トランプ大統領が一部のNATO加盟国への追加関税を示唆したことで、市場全体のリスク回避姿勢が強まり前日比-4.17%安となりました
◎イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が次世代のAI半導体「AI5」の設計完了を表明しましたが、現時点で収益への貢献が乏しい同事業への不透明感も懸念されたようです
◎また、投資家が安全資産の金などへ資金を逃避させる流れのなかで、オラクル<ORCL>-5.84%、コインベース・グローバル<COIN>-5.56%、アップル<AAPL>-3.45%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>-3.39%なども売られました
ニューモント<NEM>
◎2026/01/20(火)終値118.94ドル+4.82ドル
◎トランプ大統領による欧州諸国への追加関税の脅しなど、地政学リスクの高まりを受けて金や銀の先物価格が過去最高値を更新し、前日比+4.22%の上昇となりました
◎安全資産とされる貴金属への需要が急増するなか、世界最大の金鉱山会社として収益拡大やキャッシュフローの大幅な改善が期待され、投資家の買いが強まったようです
◎また、米ドル指数の下落や米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念から、代替資産としての金の魅力が高まったことも、株価を押し上げた要因となったようです
◎これにより、フリーポート・マクモラン<FCX>+2.31%も買われました
デル・テクノロジーズ<DELL>
◎2026/01/20(火)終値111.07ドル-9.46ドル
◎モルガン・スタンレー<MS>-3.7%のアナリストが、ITハードウェア業界の見通しを「慎重」に引き下げ、デルの投資判断「アンダーウェイト」を維持し、目標株価を113ドルから111ドルへ引き下げたことを受け、前日比-7.84%安となりました
◎企業需要の減速や部品コストの上昇、割高なバリュエーションを背景に、業種全体に「最悪の事態」が訪れるとの警告が投資家の不安を誘ったようです
◎また、新たな関税導入への警戒感から市場全体が軟調となったことも重荷となり、同業のエイチピー<HPQ>-2.8%も売られました
インテル<INTC>
◎2026/01/20(火)終値48.56ドル+1.6ドル
◎複数のアナリストが投資判断や目標株価を引き上げたことを受け、低迷していた事業の立て直しに対する楽観的な見方が広がり、前日比+3.4%高となりました
◎あるアナリストが、次世代半導体「パンサー・レーク」の展開による市場シェア奪還への期待から、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を新たに65ドルに設定したことが好感されたようです
◎また、別のアナリストも、AI普及に伴うサーバー向け需要の急増や、受託生産事業での提携可能性を評価し、投資判断を「売り」から「中立」へ、目標株価を26ドルから50ドルに引き上げたことも買いを後押ししたようです
フューエルセル・エナジー<FCEL>
◎2026/01/20(火)終値8.64ドル+0.6ドル
◎サステナブル・デベロップメント・キャピタルと、データセンター向けに最大450メガワットの燃料電池システムを導入する提携を発表し、前日比+7.46%の上昇となりました
◎AIの普及により急増するデータセンターの電力需要に対し、電力網の制約を受けない安定したオンサイト電源として供給能力を高める計画が好感されたようです
◎また、エネルギーインフラの資金調達と運用に強みを持つパートナーとの協力により、将来的な収益拡大につながるとの見方が投資家の買いを誘ったようです
スリーエム<MMM>
◎2026/01/20(火)終値156.12ドル-11.68ドル
◎2025年10-12月期決算と併せて発表した2026年12月期今期の利益見通しが市場予想に届かなかったことを受け、将来の収益鈍化を懸念した売りから前日比-6.96%の下落となりました
◎トランプ政権による欧州への追加関税や、事業分離に伴って発生したコスト負担が、今後の利益成長を抑える要因になると警戒されているようです
◎また、直近の10-12月期において自動車向けや消費者向け製品が伸び悩み、営業利益率が市場予想を下回ったことも、投資家の失望を誘った背景のようです
コカ・コーラ<KO>
◎2026/01/20(火)終値71.75ドル+1.31ドル
◎「フェアライフ」の成長期待と、ハイテク株が売られ景気に左右されにくいディフェンシブ株への循環物色から、前日比+1.86%の上昇となりました
◎最高経営責任者(CEO)が、高タンパク飲料ブランド「フェアライフ」の爆発的な成長について言及し、新たな収益源としての期待が高まったようです
◎また、減量薬「GLP-1」の普及に伴い、筋肉維持のためにプロテイン飲料を摂取する消費者が増えているとの分析も、同社にとっての追い風と受け止められたようです
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