インテル<INTC>
◎2026/01/21(水)終値54.25ドル+5.69ドル
◎翌日に控えた決算発表を前に、AI(人工知能)システムの複雑化に伴うサーバー向けCPU(中央演算処理装置)の需要拡大が業績を押し上げるとの期待から、前日比+11.71%の急騰となり昨年来高値を更新しました
◎最新の「18A」製造プロセスを採用した次世代チップ「パンサー・レーク」が好評で、受託生産事業(ファウンドリー)においてアップル<AAPL>+0.38%などの外部顧客を獲得し事業再生が加速するとの観測が強まったようです
◎また、あるアナリストが投資判断「中立」を維持し目標株価を40ドルから45ドルに引き上げたほか、トランプ大統領が同社のリップ・ブー・タン最高経営責任者(CEO)を称賛していることも、投資家の自信を深める要因となったようです
モデルナ<MRNA>
◎2026/01/21(水)終値49.81ドル+6.81ドル
◎メルク<MRK>+1.51%と共同開発中のがんワクチンの試験で良好なデータが発表され、前日比+15.83%の急騰となり昨年来高値を更新しました
◎同ワクチンをメルクの免疫療法薬「キイトルーダ」と併用することで、悪性黒色腫(メラノーマ)の再発や死亡リスクが49%減少したことが示され、その効果が5年間にわたり持続することが確認されました
◎また、あるアナリストが投資判断「中立」を維持し目標株価を25ドルから35ドルに引き上げたことも好感されたほか、肺がんや腎細胞がんなど他のがん種への応用も期待されているようです
エヌビディア<NVDA>
◎2026/01/21(水)終値183.32ドル+5.25ドル
◎トランプ大統領がグリーンランド取得問題を巡る欧州への追加関税を撤回すると発表し、貿易摩擦への警戒感が和らいだことから、前日比+2.94%の上昇となりました
◎また、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)がダボス会議で、AIへの巨額投資がバブルであるとの懸念を一蹴したことも好感されたようです
◎CEOは、現在は「人類史上最大のインフラ構築」の初期段階にあり、AIのあらゆる層でインフラ構築が必要なため投資額が大きくなっていると説明しました
◎また、旧世代のGPU(画像処理半導体)のレンタル価格が高騰していることを例に挙げ、需要が依然として非常に強いことを強調しました
◎さらに、AIが雇用を奪うとの懸念も否定し、設備投資の拡大により電気技師や建設作業員といった熟練労働者の需要が増加するとの見方を示したことも、好感されたようです
レモネード<LMND>
◎2026/01/21(水)終値85.36ドル+7.12ドル
◎テスラ<TSLA>+2.91%の「FSD(完全自動運転)」ソフトを利用するドライバーを対象に、保険料を50%引き下げると発表し、前日比+9.1%高となりました
◎走行データに基づき、AIによる運転は人間より安全であると判断し、業界に先駆けて大幅な値下げに踏み切ったことが、革新的なビジネスモデルとして好感されたようです
◎また、テスラから詳細な車両データの提供を受けることで、より正確なリスク算定が可能になり、中長期的な収益性の改善に繋がるとの期待も買いを後押ししたようです
テスラ<TSLA>
◎2026/01/21(水)終値431.44ドル+12.19ドル
◎レモネード<LMND>+9.1%が「FSD(完全自動運転)」利用者に大幅な保険料割引を適用したことで、自動運転技術の安全性が第三者によって裏付けられたと評価され、前日比+2.91%高となりました
◎規制当局による調査が続く中、実際のデータに基づいて事故リスクの低さが証明されたことは、将来のロボタクシー事業の収益化に向けた大きな前進であると受け止められたようです
アーム・ホールディングス ADR<ARM>
◎2026/01/21(水)終値113.92ドル+6.75ドル
◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「ポジティブ」へ引き上げ、目標株価を新たに150ドルに設定したことを受け、データセンター向け事業の成長期待から、前日比+6.29%の大幅高となりました
◎データセンター向けCPU(中央演算処理装置)の収益拡大により、2028年3月期の一株当たり利益が4ドルと市場予想2.93ドルを大きく上回ると予測されたことが好感されたようです
◎また、ソフトバンクグループ<9984>などとオープンAI向けのAI用半導体を共同開発していると報じられ、将来的に年間10億ドル超の収益貢献が見込まれることも背景のようです
◎スマートフォン向けで最新設計「v9」の採用拡大により1台あたりの収入が増える見通しであるほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+0.13%やマイクロソフト<MSFT>-2.29%など大規模クラウド事業者向けの需要も堅調で、収益の持続性が強化されると期待されているようです
マイクロソフト<MSFT>
◎2026/01/21(水)終値444.11ドル-10.41ドル
◎AIへの巨額な設備投資が収益に結びつくかという警戒感から、前日比-2.29%安となりました
◎2025年7-9月期の設備投資額が前年同期比74%増の349億ドルに達するなど、ハイパースケーラーによる過剰投資への懸念が強まっており、株価は2025年7月の最高値から-20.77%下落し「弱気相場」入りしたと見られたようです
◎また、1月28日に2025年10-12月期決算の発表を控えており、クラウド基盤「アジュール」などの需要が期待を下回るリスクが意識されているようです
◎一方で、オープンAIとの強力な提携や、2025年に700億ドル超のフリーキャッシュフローを生み出す創出力を背景に、現在の株価の割安感に着目する見方もあるようです
マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/01/21(水)終値389.11ドル+24.11ドル
◎複数のアナリストがAI向けメモリ需要の強さを背景に目標株価を引き上げたことを受け、前日比+6.6%高となりました
◎あるアナリストが投資判断を「買い」に据え置き目標株価を275ドルから450ドルに、別のアナリストも300ドルから360ドルに、300ドルから450ドルにそれぞれ大幅に引き上げました
◎AI向け高帯域幅メモリ(HBM)の供給逼迫が今後数年間続くとの見通しに加え、クラウド向けメモリ売上高がほぼ倍増した好調な業績も好感されたようです
◎さらに、台湾のチップ製造工場の買収意向を表明しており、急増する需要への対応力が強化されるとの期待も買いを後押ししたようです
ネットフリックス<NFLX>
◎2026/01/21(水)終値85.36ドル-1.9ドル
◎2026年1-3月期の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、前日比-2.17%安となりました
◎1-3月期の売上高予想121億5,700万ドルが市場予想121億9,000万ドルを下回り、一株当たり利益予想0.76ドルも市場予想0.81ドルを下回りました
◎また、コンテンツ支出の増加により2026年12月期今期の営業利益率予想が31.5%と、市場予想の32.6%を下回る見込みであることも嫌気されたようです
◎さらに、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収資金確保に向けた自社株買いの一時停止を受け、あるアナリストが目標株価を145ドルから130ドルに、別のアナリストも150ドルから120ドルに引き下げるなど、多くのアナリストが慎重な見方を示したことも重荷となったようです
ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>
◎2026/01/21(水)終値218.01ドル-2ドル
◎好決算を発表したものの、昨年来の株価大幅上昇を受けた「材料出尽くし感」から、前日比-0.09%安となりました
◎2025年10-12月期の売上高245億6,400万ドル(前年同期比9%増)が市場予想241億5,000万ドルを上回り、一株当たり利益2.46ドルも市場予想2.42ドルを上回りました
◎また、2026年12月期今期の見通しについて、売上高予想1,000億~1,010億ドルが市場予想989億4,000万ドルを上回り、一株当たり利益予想11.43~11.63ドルも市場予想11.48ドルを上回る強気な計画を示しました
◎一方で、特許失効により主力薬「ステラーラ」の売上が48%急落したことや、期待の抗がん剤「カルビクティ」が予想に届かなかったことが、利益確定売りのきっかけとなったようです
クラフト・ハインツ<KHC>
◎2026/01/21(水)終値22.4ドル-1.36ドル
◎筆頭株主のバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>-0.32%が、保有する全株式にあたる約3億2,540万株を売却する可能性が提出資料で明らかになり、需給悪化への懸念から、前日比-5.72%安となりました
◎クラフト・ハインツが昨年発表した会社分割計画に対し、バフェット氏が経費増に繋がり価値を生み出さないと不満を示していたことに加え、バークシャーの新体制下でポートフォリオの整理が進むとの見方が強まったようです
◎また、消費者の生鮮食品への嗜好変化や肥満症治療薬(GLP-1)の普及による需要減、さらにアナリストが売上高の低迷による収益圧迫を指摘したことも、投資家の心理を冷やしたようです
アップラビン<APP>
◎2026/01/21(水)終値532.56ドル-32.96ドル
◎不正疑惑に関するレポートが嫌気され、前日比-5.82%安となりました
◎金融調査会社のキャピタルウォッチが、同社が東南アジアのマネーロンダリング(資金洗浄)を助長しているとの報告書を公表したことが売り材料視されたようです
◎不法資金を米国市場へ流入させる「安全地帯」になっている疑いや、ユーザーの同意なく不適切なアプリをデバイスにインストールさせていた可能性も指摘されているようです
◎同社は申し立てを「虚偽であり無意味」と全面否定していますが、過去6カ月間に内部関係者による自社株売却が723回に上り、買いが一件もなかったと報じられたことも、投資家の心理を冷やしたようです
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